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かりそめの星巡り

出版社名 講談社
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-06-537509-9
4-06-537509-6
税込価格 2,200円
頁数・縦 211P 20cm

商品内容

要旨

遠く離れた場所と言葉が響きあう、記憶への旅。ドイツでの暮らしに故郷仙台の風景を重ね、愛する文学世界と過去からの声に耳を澄ませる―。デビュー作『貝に続く場所にて』で芥川賞を受賞した注目作家が贈る、初めてのエッセイ集。「河北新報」「日本経済新聞」連載を収録。

目次

1 記憶の素描(人形の家の過去
空白の冬の色
形の読み落とし ほか)
2 透明なものたち―美の十選(ルーカス・クラーナハ(父)“ウェヌス”
サンドロ・ボッティチェリ“書物の聖母”
ヒエロニムス・ボス“快楽の園”(中央部分) ほか)
3 小説を巡り歩いて(眼差しという語り―ル・クレジオの神話性に包まれた子供たち
透明な二人称
きなり雪の書 ほか)

出版社・メーカーコメント

遠く離れた場所と言葉が響きあう、記憶への旅。ドイツでの暮らしに故郷仙台の風景を重ね、愛する文学世界と過去からの声に耳を澄ませる−−。デビュー作『貝に続く場所にて』で芥川賞を受賞した注目作家が、静謐にして豊饒な文章で綴る初めてのエッセイ集。「河北新報」連載「記憶の素描」、「日本経済新聞」連載「美の十選」を収録。

著者紹介

石沢 麻依 (イシザワ マイ)  
1980年、宮城県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了。現在ドイツ在住。2021年、「貝に続く場所にて」で第64回群像新人文学賞を受賞してデビュー。同作で第165回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)