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実務者なら知っておきたいメンタルヘルスの基礎知識と運営のコツ 組織・業務・人材の整え方

出版社名 金剛出版
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-7724-2078-5
4-7724-2078-9
税込価格 3,080円
頁数・縦 231P 21cm

商品内容

要旨

人と組織と実務者を守るメンタルヘルスのマネジメントがこの一冊に凝縮!基礎的な知識やスキル、計画・実施のポイント、多彩なケースワークによる体験的な学び―。実務に役立つ内容であなたの仕事を支えます。「同じ苦労をするなら効果をあげたい」そんな思いに答えます。

目次

第1章 企業(会社や役所を含む)にとってのメンタルヘルスの意義
第2章 まずは法律で求められることを知ろう
第3章 より良い仕事をするために必要な知識とスキルと態度
第4章 実務者が鍛えておきたいコミュニケーションスキル
第5章 まずメンタルヘルス業務の目標を意識する
第6章 1年間の大まかな活動計画を作ってみよう
第7章 メンタルヘルス組織の構成
第8章 メンタルヘルス業務の運営
第9章 個別事例対応のコツ

出版社・メーカーコメント

企業や役所でも メンタルヘルスを重視しなければならない時代になり 厚生労働省の指針や法律に基づく組織づくりや活動が求められているが あまり有効に機能していないメンタルヘルス組織が多いのではないだろうか。多くの場合 担当者はメンタルヘルスの専門家ではなく メンタルヘルスの専門家は組織や計画づくり 業務運営 人材育成などに詳しくないことが多い。本書では ときに孤独になりがちなメンタルヘルス部門に携わる人が この業務の本質を理解し 企業や従業員のためになる活動ができるように 現実的な考え方やコツをイチからわかるように紹介する。第1章でメンタルヘルスの意義の今日的な変化を概観し 第2章から4章でメンタルヘルス実務現場の特性の整理と 実務者に必要な知識とスキルを解説する。第3章のメンタルヘルスの基本的知識 第4章で紹介するコミュニケーションスキルは メンタルヘルス実務者だけでなく 部下とのコミュニケーションで悩む管理職層にも役に立つ。第5章・6章では 計画づくりとして目標を持つときの考え方を解説し 第7章では これら施策を運営するための組織(人材)づくり 第8章では具体例を用いて運営の実務を提案する。第9章では 著者たちの経験や仲間たちとの情報共有の場から得られた個別ケースの対応ポイントを紹介する。メンタルヘルス業務に携わる人のために 基礎的な知識やスキル 計画・実施のポイントを凝縮した一冊!

著者紹介

下園 壮太 (シモゾノ ソウタ)  
メンタルレスキュー協会理事長。元陸上自衛隊心理教官。陸自初の心理幹部として多数のカウンセリングを経験。その後、自衛隊の衛生科隊員(医師、看護師、救急救命士等)やレンジャー隊員等に、メンタルヘルス、カウンセリング、コンバットストレス(惨事ストレス)対策を教育。本邦初の試みである「自殺・事故のアフターケアチーム」のメンバーとして、約300件以上の自殺や事故にかかわる。平成27年8月退職。現在はNPOメンタルレスキュー協会でクライシスカウンセリングを広めつつ、産業カウンセラー協会、県や市・企業、大学院などで、メンタルヘルス、カウンセリング、感情のケアプログラム(ストレスコントロール)などについての講演・講義・トレーニングを提供。著書50冊以上
伊藤 朗 (イトウ アキラ)  
メンタルレスキュー協会MRI(メンタルレスキューインストラクター)。1995年株式会社ニトリ入社。店舗経験を踏んで同社の人事労務系の部署へ配属。メンタル不調者のカウンセリングや労務問題の対応を、特別な勉強もせずにやっていることに不安を感じ、2012年産業カウンセラーの資格を取得する。しかし、傾聴だけのカウンセリングでは、適切な支援ができていないという不全感がたまる中で、メンタルレスキュー協会の存在を知る。ここでクライシスカウンセリングを学び、社内のメンタル不調者や事件事故に遭遇してショックを受けた従業員への支援を実施する。MRIの資格を取得後は、社内カウンセラーの育成や従業員問のコミュニケーションの改善についての教育体系しくみづくりを行う。2023年定年退職し、現在はフリーで自衛隊の駐屯地のカウンセラーや官公庁主催の研修講師などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)