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「人は右、車は左」往来の日本史

朝日選書 1046

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-02-263137-4
4-02-263137-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 272P 19cm

商品内容

要旨

江戸時代、武士は道ですれ違うとき、どちら側によけたのか?刀が当たらないように左側通行だった、いや、道で抜刀しないように右側通行だったと、終戦直後の国会では、道路交通法案をめぐって侃々諤々の議論があった。歴史をさかのぼればどちらもありだった。人はどのように道を往来し、乗り物はどんな発達を遂げてきたか。祇園祭など道路を練り歩く祭祀は数多く、道端には地蔵が安置されている。なぜ神仏は道路とともにあるのか。ケンペルら、江戸時代に来日した外国人は整然とした道路を称賛する。誰が命じて道路整備や維持管理がなされてきたのか。文献史料、都城や鎌倉の道路遺構、故実書や絵図、日記などをもとに、道路利用から日本社会の特質を描き出す。

目次

第1章 歩行者はどこを歩く?(人は右、車は左
江戸時代、人は道のどちら側を歩いたか? ほか)
第2章 乗り物の話(明治日本の交通革命
身分と乗り物―高貴な人の乗り物 ほか)
第3章 道路と信仰(神が通る道、神がいる道
道路で繰り広げられた神仏と人との物語 ほか)
第4章 権力と道路(道路を造り、交通をコントロールする
国家形成と道路―支配領域の拡大と交通 ほか)

出版社・メーカーコメント

列島の往来の歴史をたどると、交通制度だけでなく、身分制や神仏尊崇など、日本社会の縮図が道の上に展開していたことが見えてくる。従来の交通史とは異なり、道路から日本の社会史を読み解く。日本史トリビアも満載でわかりやすく楽しめる。

著者紹介

近江 俊秀 (オオミ トシヒデ)  
1966年宮城県生まれ。文化庁文化財第二課主任文化財調査官。奈良大学文学部文化財学科卒。奈良県立橿原考古学研究所研究員を経て現職。専門は日本古代交通史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)