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蔦屋重三郎 江戸の出版プロデューサー

出版社名 講談社
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-06-537665-2
4-06-537665-3
税込価格 1,540円
頁数・縦 184P 20cm

商品内容

要旨

出版社の社長であり、編集者(プロデューサー兼ディレクター)として、江戸時代の文化を創り上げた蔦屋重三郎。本や浮世絵の種類、版元の仕事など、当時の出版業界の説明をまじえながら、時代の風雲児の姿を浮き彫りにする!

目次

吉原で生まれる
江戸時代の出版業界
出版業をはじめる
吉原を広告する
売れっこ戯作者と組む
日本橋に引っ越す
狂歌師「蔦唐丸」を名乗る
山東京伝を売り出す
出版バブルの波に乗る
改革を批判してベストセラー連発
財産を半分没収される
喜多川歌麿をメジャーにする
浮世絵の種類とつくり方
東洲斎写楽の登場
写楽の正体は?
ちびっこ力士の大童山文五郎
曲亭馬琴を従業員にする
従業員2号は十返舎一九
人気絵師葛飾北斎の登場
写楽が消えて2年後の死
周辺人物のその後

出版社・メーカーコメント

2025年NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華之夢噺」の主人公・蔦屋重三郎。戦の時代が終わり、文化が花開いた江戸時代中期。吉原で生まれ、自らの力だけで出版社を興し、時の権力者に反抗しながら出版プロデューサーとして活躍した蔦重。喜多川歌麿、滝沢馬琴、葛飾北斎らを見出し、謎の絵師・東洲斎写楽を世に送り出した希代のヒットメーカーの波乱の生涯!

著者紹介

楠木 誠一郎 (クスノキ セイイチロウ)  
1960年、福岡県生まれ。高校生のとき邪馬台国ブームで古代史好きになる。大学卒業後に歴史雑誌の編集者になり、広い範囲の歴史をカバーするようになった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)