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愛と孤独のフォルクローレ ボリビア音楽家と生の人類学

出版社名 世界思想社
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-7907-1795-9
4-7907-1795-X
税込価格 4,950円
頁数・縦 332P 20cm

商品内容

要旨

アンデス―アマゾンを往復し、出会った、孤独の思考。南米ボリビアで「新しい音楽」として興隆したフォルクローレ。個人の物語を愛し、他者の音を聴かず、堂々と嘘を楽しむ…。共に演奏し、木を伐り、考える中で導かれた、ポスト関係論の人類学。

目次

序章 孤独とつながりの人類学
1章 旅の前にあるもの
2章 不器用な音楽家たち
3章 物語を愛する人々
4章 孤独の内に立ち上がる者たち
5章 他者に抗する戦士/旅人
6章 「不真面目」なひとりの楽器職人
7章 アマゾンの開拓者
終章 すでにそこにあるもの

著者紹介

相田 豊 (アイダ ユタカ)  
1990年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了。博士(学術)。専門は文化人類学、ラテンアメリカ地域研究。現在、上智大学基盤教育センター特任助教。ライフワークとしてボリビア音楽の演奏活動も行っている。ボリビアでのフィールドワーク中には、フェルナンド・ヒメネス氏にサンポーニャを師事。ボリビアの最大手レーベル、ディスコランディア社より自身のCDを発売するなど、ボリビア各地でフォルクローレ音楽の演奏経験を積む。また、在来音楽の分野でも、2017年にはボリビア大統領への表敬演奏を行ったほか、2019年には自身の主宰するボリビア在来音楽の保全・演奏団体「プロジェクト・タンタチャウイ」の活動に対して、ボリビア下院議員連盟よりチチカカ栄誉賞を授与されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)