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アーベド・サラーマの人生のある一日 パレスチナの物語

出版社名 筑摩書房
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-480-83729-5
4-480-83729-9
税込価格 2,640円
頁数・縦 331P 19cm

商品内容

要旨

ヨルダン川西岸地区で、園児たちの乗ったバスが燃えた。アーベドは息子を探して奔走する―占領とはなにかを問う悲劇のノンフィクション。壁、検問所、無関心に阻まれる救助活動。ある事故の一日を軸に、さまざまな人生、愛、敵意、暴力と歴史が交錯する。2024年ピューリッツァー賞受賞作。

目次

第一章 三つの結婚式
第二章 ふたつの火
第三章 多数傷病者事故
第四章 壁
第五章 三つの葬式

出版社・メーカーコメント

ピューリッツァー賞受賞作。ヨルダン川西岸地区で園児たちの乗ったバスが燃えた。アーベドは息子を探して奔走する。占領とは何かを問う悲劇のノンフィクション。

著者紹介

スロール,ネイサン (スロール,ネイサン)   Thrall,Nathan
アメリカ・カリフォルニア州生まれ、エルサレム在住のジャーナリスト。『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』、『ガーディアン』などに寄稿。世界の紛争予防のための調査・政策提言をおこなう非政府組織「国際危機グループ」に10年間在籍し、アラブ・イスラエルプロジェクトのディレクターも務めた。「この地域の紛争について最も情報に精通し、最も鋭い観察者の一人」(『フィナンシャル・タイムズ』)と評される
宇丹 貴代実 (ウタン キヨミ)  
翻訳家。訳書に、モス『鳥が人類を変えた』、アドリントン『アウシュヴィッツのお針子』、デイ『わが家をめざして』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)