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訴訟リスクを回避する3大労使トラブル円満解決の実践的手法 ハラスメント・復職トラブル・残業代請求

出版社名 日本法令
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-539-73074-4
4-539-73074-6
税込価格 2,750円
頁数・縦 224P 21cm

商品内容

要旨

職場内のパワハラトラブル、私傷病休職からの復職可否をめぐるトラブル、未払い残業代トラブルにおいて、訴訟に発展させずに合意による解決を実現する話合いの進め方。

目次

第1章 ハラスメントトラブルの円満解決(相談事例 上司のパワハラにより精神疾患を発症したとして従業員が休職し、関係者全員のヒアリングを求めている場合の対応
パワーハラスメントをめぐるトラブルの特徴
適切に対応しない場合に生じる弊害 ほか)
第2章 復職をめぐるトラブルの円満解決(メンタルヘルス不調の事例を題材に)(相談事例 休職前から協調性や勤務態度に問題があった従業員から復職を求められた場合の対応
メンタルヘルス不調による休職・退職が増えている
復職を認めない判断はトラブルになりやすい ほか)
第3章 未払い残業代トラブルの円満解決(相談事例 管理監督者として扱っていた役職者が弁護士をつけて残業代を請求してきた場合の対応
割増賃金の支払いは労働基準法上の義務
訴訟になる前に交渉で解決したほうがよい理由 ほか)

著者紹介

西川 暢春 (ニシカワ ノブハル)  
東京大学法学部卒業。25歳で弁護士となり、現在、弁護士法人咲くやこの花法律事務所代表弁護士。企業の人事担当者や社会保険労務士、人事専門家とともに企業の労務管理の改善、労使紛争の円満解決に取り組む。全国の企業経営者、人事担当者、社会保険労務士からZoomや電話等での相談を受け付け、事務所顧問先約500社。企業向けブログ「咲くや企業法務.NET」、YouTubeメディア「咲くや企業法務TV」を毎週更新し、企業の労務管理を中心に解説。Xでは毎平日6時半に労働判例情報を提供中
井田 瑞輝 (イダ ミズキ)  
京都大学法科大学院修了。弁護士登録と同時に弁護士法人咲くやこの花法律事務所へ入所。入所以来、一貫して使用者側の労働問題の解決・予防に取り組む。労働者からの残業代請求事件や解雇の有効性が争われる事件、メンタルヘルス不調に起因する休職・復職を巡る紛争、労災請求への対応等の取扱いが多い。また、交渉事件や訴訟事件などの事後的な紛争解決だけではなく、紛争を未然に防ぐための予防法務にも取り組んでいる
木澤 愛子 (キザワ アイコ)  
東京大学大学院法学政治学研究科修了。弁護士法人咲くやこの花法律事務所所属。特に人事労務の分野で使用者側の立場から問題社員対応、ハラスメントトラブル、メンタルヘルス不調者対応、解雇トラブル、残業代請求などを多く扱っている。社会保険労務士や顧問先企業向けの法務セミナーにも積極的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)