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日本人とはなにか

生誕150年記念増補版

出版社名 河出書房新社
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-309-22955-3
4-309-22955-7
税込価格 3,960円
頁数・縦 449P 20cm
シリーズ名 日本人とはなにか

商品内容

要旨

柳田国男生誕150年!柳田民俗学の真髄に迫る。日本人の精神風土とは。戦後、新生日本のために、まず日本人の心性を見つめ、掘り下げた、柳田学の核心部。先年の増補版に、新たに「日本文化の検討」など100頁近くを追加。

目次

考えない文化
日本の笑い
処女会の話
離婚をせずともすむように
うだつが上らぬということ 家の話
日本人とは
家の観念
日本における内と外の観念
私の仕事
無知の相続
日本人の来世観について
私の歩んだ道
柳翁新春清談
次の代の人々と共に
日本を知るために
民俗学の話 一人座談
明治人の感想
魂の行くえ
日本人の神と霊魂の観念そのほか 折口信夫対談(司会・石田英一郎)
国史教育に就いて
日本文化の検討 今井登志喜、大西克礼、長谷川如是閑、和辻哲郎と

著者紹介

柳田 国男 (ヤナギタ クニオ)  
1875年、兵庫県生まれ。民俗学者。1962年没。旧姓・松岡。短歌、新体詩、抒情詩を発表。東京帝国大学を卒業後、農商務省に勤務。貴族院書記官長を経て退官、朝日新聞社に入社。1909年、日本最初の民俗誌『後狩詞記』を発表。翌10年、『遠野物語』刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)