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ドイツ=ロシアの世紀 1900−2022 下

出版社名 白水社
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-560-09148-7
4-560-09148-X
税込価格 5,170円
頁数・縦 316,56P 20cm
シリーズ名 ドイツ=ロシアの世紀

商品内容

要旨

ドイツ・ノンフィクション書籍賞最終候補。世紀にまたがる革命と戦争、隔絶と交流の歴史。最新の研究成果と物語性を兼ね備え、現代の喫緊の諸課題にも示唆に富んだ歴史書。戦後ドイツ外交史研究の権威による新視点。

目次

第3部 テロルと暴力(続き)(勝者と敗者 東ドイツにおける逃避と追放、スターリン主義のテロル
フラッシュバック 想起の文化と全体主義による暴力の経験)
第4部 隔絶と交流(アンビバレントな時代 ラパロ時代の独露の邂逅
全体主義的独裁者に直面して スターリンのヒトラーへの求愛とスペインでの代理戦争
不自然な同盟 ヒトラー=スターリン協定から「バルバロッサ作戦」へ ほか)
第5部 結論 ドイツ=ロシアの世紀 総決算と選択肢

出版社・メーカーコメント

世紀にまたがる革命と戦争、外交と分断の歴史。最新の研究成果と物語性を兼ね備え、現代の喫緊の諸課題にも示唆に富んだ歴史書。

著者紹介

伊豆田 俊輔 (イズタ シュンスケ)  
獨協大学外国語学部ドイツ語学科准教授。専門は東ドイツ史、ドイツ現代史。東京大学大学院総合文化研究科単位取得満期退学。博士(学術)
クロイツベルガー,シュテファン (クロイツベルガー,シュテファン)   Creuzberger,Stefan
1961年生まれ。ロストック大学教授。ドイツとロシア・東欧の近現代史の教鞭をとる。1990年代初頭にモスクワに留学後、ボン大学で東ドイツの駐独ソ連軍政当局に関する研究で博士号を取得。雑誌『東欧(Osteuropa)』の副編集長を務めつつ、ドイツ国内外の大学で研究を続けた。この時期からテーマの中心は西ドイツの冷戦文化に移っている。2007年には教授資格論文を提出して資格を取得。またドイツ外務省の外交史料編纂にも携わっている。独露関係史についての第一人者であるとともに、戦後ドイツ外交史研究を牽引する歴史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)