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経済的人間と規範意識 法学と経済学のすきまは埋められるか

学術選書 265 法哲学

出版社名 信山社
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-7972-8291-7
4-7972-8291-6
税込価格 8,360円
頁数・縦 257P 22cm

商品内容

要旨

法と広義の経済学。人間モデルにおける規範意識の位置。法と経済学/私的秩序(所有権・契約・民事責任)/リスク・IT社会・企業・国家/ハイエクの法理論。

目次

第1部 「法と経済学」をめぐって(経済的人間と規範意識
経済学の洞察と法学―「法と経済学」を論ず
法と経済―総括コメントの試み)
第2部 所有権・契約・民事責任―私的秩序の構成要素(所有権は何のためか
進化論的契約論素描
不法行為法における「不運」の位置について)
第3部 現代社会のテーマ群(リスクと「安全・安心」
IT社会の規範的考察―知財法を中心に
規制緩和・民営化は何のためか―国家の位置を考える
ロールズの平等妄執(obsession)を抉る)
第4部 ハイエク研究余滴(F.A.ハイエク(1985年)―忘却の淵から蘇った自由主義の不死鳥
『法と立法と自由』第1巻の解説
理性の射程(1992年)―ハイエク社会理論における立法の位置
ハイエクと社会福祉(2004年)
ハイエクの法理論に関する一試論(1980年))

著者紹介

嶋津 格 (シマヅ イタル)  
千葉大学名誉教授。1949年京都府生まれ、東京大学大学院法学政治学研究科修了。法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)