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農村における結合関係の比較史 日本・中国・より広い世界

出版社名 日本経済評論社
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-8188-2674-8
4-8188-2674-X
税込価格 5,060円
頁数・縦 217P 22cm

商品内容

要旨

人びとの生存・生活を支える様々なつながり(結合関係)は、いかに重なりあい、変化していったのか。日本・中国の村や家の見方を、欧州や南米などの事例とも比較しながら、再構築する。

目次

日中村落比較史論の再検討に向けて
第1部 日本・中国・台湾の村落比較(近代日本村落の特質を再考する―中国農村社会論をふまえて
中華人民共和国初期、華北村落に見る人的結合の複層性―対策としてのむすびつき
村落二重構造論から台湾村落を捉える―制度とその受容
現代山村の集落自治と存続条件―島根県浜田市弥栄町の事例から)
第2部 より広い世界からの照射(プロイセンから見た日本と中国―近世農村比較の一試論
近世・近代日本における養子継承の歴史的位相)
総括

著者紹介

坂口 正彦 (サカグチ マサヒコ)  
大阪商業大学経済学部准教授。1978年生まれ。国学院大学大学院文学研究科日本史学専攻博士課程後期修了、博士(歴史学)
飯田 恭 (イイダ タカシ)  
慶應義塾大学経済学部教授。1967年生まれ。東京大学大学院経済学研究科経済史学専攻第二種博士課程修了、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)