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無知学への招待 〈知らないこと〉を問い直す

出版社名 明石書店
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-7503-5895-6
4-7503-5895-9
税込価格 2,970円
頁数・縦 382P 19cm

商品内容

要旨

私たちは何を・なぜ知らないのか。私たちの“知らないこと”はいかに作られ、社会に何をもたらしているのか。近年盛り上がりつつある無知学(アグノトロジー)の本邦初の入門的ハンドブック。

目次

第1部 概論(無知学とは何か―その背景と課題
無知学の過去・現在・未来 ほか)
第2部 キーワード(特定された無知
意図的な無知/非意図的な無知 ほか)
第3部 日本の「無知学」(科学の国際性と研究の無害化―1950年代の放射線影響に関する知/無知の形成
動機としての無知―公害の場合 ほか)
第4部 「無知」の諸相(無知の権利
古代ギリシア哲学の「不知/無知」 ほか)

著者紹介

鶴田 想人 (ツルタ ソウト)  
1989年東京生まれ。大阪大学社会技術共創研究センター特任研究員。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。修士(学術)。専門は科学史・科学論
塚原 東吾 (ツカハラ トウゴ)  
1961年東京生まれ。東京学芸大学教育学部化学科修士課程修了、ライデン大学医学部にて博士号を取得。イギリス・ケンブリッジ大学ニーダム研究所にてポスドクフェロー、東海大学文学部助教授を経て、神戸大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)