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日本人の死生観 1

霊性の思想史

出版社名 作品社
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-86793-076-2
4-86793-076-8
税込価格 2,970円
頁数・縦 253P 20cm
シリーズ名 日本人の死生観

商品内容

要旨

日本人の「いのち」は死後どこへ行くのか。汎神論と習合思想の土壌に醸成された独自の世界像を『記紀』『万葉』から探る「たましい」の精神史。

目次

序章 安部公房と三島由紀夫の比較から始める
第一章 「霊」あるいは「霊性」の宗教思想史
第二章 うたといのりと聖地の死生観
第三章 いのちをめぐる東西の自然理解と死生観―環境・生命・倫理〜神道の立場から
第四章 モノと霊性―ものづくりからもののあれはまで
終章 言霊と神道―草木言語から人間言語・地域言語への射程

著者紹介

鎌田 東二 (カマタ トウジ)  
1951年、徳島県生まれ。國學院大學文学部哲学科卒業。同大学大学院文学研究科神道学専攻博士課程単位取得中途退学。岡山大学大学院医歯学総合研究科博士課程社会環境生命科学専攻単位取得中途退学。博士(文学、筑波大学)。現在、京都大学名誉教授、武蔵丘短期大学名誉教授、天理大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)