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精神分析とトラウマ クライエントとともに生きる心理療法

出版社名 金剛出版
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-7724-2093-8
4-7724-2093-2
税込価格 4,180円
頁数・縦 229P 22cm

商品内容

要旨

複雑性PTSD、発達性トラウマ、いじめ・犯罪被害・災害によるトラウマをどう理解し、関わっていくのか。フロイトの時代から現代に続くテーマに迫る。

目次

第1部 精神分析とトラウマ―理論的考察(精神分析と心的外傷(福本修)
知らない出来事のトラウマ性(森茂起)
精神分析がトラウマ臨床に提供するもの 精神分析の役割の批判的再検討(平井正三))
第2部 発達とトラウマ―発達性トラウマ、ASD(発達性トラウマと回復 間主観性/相互主体性ゲームの観点から(平井正三)
ASDとトラウマ トラウマの反復と回復をめぐって(平井正三)
トラウマを抱えた子どもの精神分析臨床(西村理晃
吉岡彩子))
第3部 コミュニティとトラウマ―いじめ、犯罪被害、災害(いじめの問題に心理学ができること(上田順一)
トラウマの軌跡 犯罪被害者との経験(櫻井鼓)
被災とトラウマ治療 福島での実践(堀有伸))

著者紹介

平井 正三 (ヒライ ショウゾウ)  
1994年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程研究指導認定退学。タヴィストック・クリニック児童家庭部門に留学し、1997年タヴィストック・クリニック児童心理療法士資格取得。現職は、御池心理療法センター代表、認定NPO法人子どもの心理療法支援会(サポチル)理事長、精神分析的サイコセラピーインスティチュート・大阪(IPPO)会長、日本精神分析的心理療法フォーラム理事、大阪経済大学客員教授
櫻井 鼓 (サクライ ツツミ)  
東京学芸大学大学院連合学校 博士課程修了 博士(教育学)。警察庁犯罪被害者支援室、神奈川県警察本部被害者支援室及び少年相談・保護センターを経て、現職は、追手門学院大学心理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)