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在宅医療マニュアルココキン帖 在宅医必携ココロエとキンキ

第2版

出版社名 へるす出版
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-86719-113-2
4-86719-113-2
税込価格 4,180円
頁数・縦 278P 21cm
シリーズ名 在宅医ココキン帖

商品内容

要旨

在宅医として必須・必携の心得と禁忌を盛り込んだ在宅医療実践者のためのマニュアル決定版!カンファレンスから初診、慢性期、人生会議まで、実臨床の時系列に沿って、在宅医療の“知”を凝縮。著者らの豊富な経験と探求に基づく要点と鉄則が学べます。診療の手順だけでなく日々の診療のコツや心構えまで、“私はこうする!”“カルテ記載例”など、実践に即したエキスパートオピニオンを盛り込みました。全人的医療の視点に基づき、症例を振り返りアプローチのポイントを解説。高齢者を患者としてだけではなく人として支える視点に気づける構成です。

目次

総論 高齢者診療のエッセンス
Goal‐BPSと5Msで患者・家族を俯瞰する
在宅医として押さえておきたい10のこと+α(在宅医療を始めるための8つのステップ
地域ケアのコンテクストで未来もみる
治療介入が多くなりすぎるという問題を真剣に捉える(Burden of Treatment theory
治療負担理論とは)
初診時に気をつけること
多職種連携/病診連携
とくに、ケアマネジャー・訪問看護師との連携のコツ・勘所 ほか)
21の実践にみる在宅医のアタマの中(慢性期
慢性臓器障害
老年症候群
急性期
在宅医療に特徴的な介入)

著者紹介

市橋 亮一 (イチハシ リョウイチ)  
医療法人かがやき総合在宅医療クリニック理事長。名古屋大学医学部卒業後、1年間全科ローテート研修、2年で内科全科(8科)+ICUを数カ月ずつ、次の2年を名古屋第二赤十字病院血液内科で骨髄移植に従事、認定内科医取得。その後、名古屋大学病理学教室に戻り、3年間病理解剖、2年間神経病理を選び病理専門医を取得。内科で得た治療技術と、病理で得た診断技術をもとに36歳・2009年に総合在宅医療クリニックを岐阜県羽島郡に開設。現在、名古屋駅、美濃市も含めて3拠点で展開(2025年4月現在)。「内科」「病理」をベースとする「在宅医療総合格闘家(自称)」
紅谷 浩之 (ベニヤ ヒロユキ)  
医療法人オレンジグループ代表。15年後の2025年に自分の住む福井を、在宅医療をあたりまえに選べる幸せな街にすることを目標にオレンジホームケアクリニックを開設。医療の枠組み、地域の隔たりを超えて未来に旅を続ける「在宅医療未来創造旅人(自称)」
竹之内 盛志 (タケノウチ セイジ)  
一宮西病院総合内科部長、卒後臨床研修センター長。システム工学科卒業後、IT系コンサルティング会社に就職。ゼロサムの世界から脱出したいと考え、26歳で福井大学医学部に入学。総合内科医師となり、リウマチ専門医・指導医を取得。2020年度に愛知県の一宮西病院で新たなジェネラリストの教育の場として総合内科/総合診療・リウマチ科が融合した“総合内科”を立ち上げ、月に1回総合在宅医療クリニックの教育システム構築に従事。見えないものの本質を知ることが好きな「総合内科/総合診療・リウマチ膠原病内科」「システム構築」をベースとする「在宅医療本質抽出家(自称)」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)