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芥川龍之介における海外文学受容 旧蔵書越しに見える風景

ひつじ研究叢書 文学編−18

出版社名 ひつじ書房
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-8234-1279-0
4-8234-1279-6
税込価格 7,920円
頁数・縦 491P 22cm

商品内容

目次

第1章 作家旧蔵書研究の可能性 芥川龍之介旧蔵書・洋書を例に考える
第2章 芥川龍之介と卒業論文ウィリアム・モリス研究 旧蔵書への書き込みを手掛かりに
第3章 芥川龍之介のバーナード・ショー受容について 受容遍歴・東京帝国大学時代・「西方の人」を中心に
第4章 「地獄変」とピエール・ルイス「芸術家の勝利」 “プロメテウス”から“地獄変”へ
第5章 芥川龍之介旧蔵書の洋書調査 新資料、本を通じての交際など
第6章 芥川龍之介編The Modern Series of English Literature テクストの特色、第七・八巻の出典、「近頃の幽霊」・「南京の基督」との関わりを中心に
第7章 英文との対応から見た芥川の文体 三人称代名詞「彼/彼女/彼等」、文末詞「である」を中心に
第8章 「世界文学」として読まれるとは?
第9章 カリフォルニア大学バークレー校C.V.スター東アジア図書館所蔵・芥川龍之介「母」原稿について

著者紹介

澤西 祐典 (サワニシ ユウスケ)  
1986年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了、博士(人間・環境学)、日本近代文学・比較文学専攻。現在、龍谷大学国際学部准教授。『フラミンゴの村』(第35回すばる文学賞、集英社、2012)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)