PLURALITY 対立を創造に変える、協働テクノロジーと民主主義の未来
サイボウズ式ブックス
出版社名 | サイボウズ |
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出版年月 | 2025年5月 |
ISBNコード |
978-4-909044-57-0
(4-909044-57-4) |
税込価格 | 3,300円 |
頁数・縦 | 619P 21cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 米国企業を中心にDEIへの取り組みが退潮傾向にあるが、「多様性」がイノベーションを促進するなど社会の原動力になるという考えは間違いではないだろう。ここに来て、コロナ禍を機に有名になった台湾のオードリー・タン氏らが、多様性を重視した社会ビジョンとして提唱し始めたのが「PLURALITY」である。本書は、著者らが「社会的差異を超えたコラボレーションのための技術」と定義する「PLURALITY(プルラリティ:多元性)」について、権利、通貨、コミュニケーション、投票、市場、メディア、環境、学習、政策といった多岐にわたる分野に関連させ、台湾のみならず世界中の事例を引きながら詳細かつ緻密な論を展開している。AIや大規模プラットフォームなどの技術革新は世界をつなぐ反面、分断も生み、民主主義に危機をもたらすとの主張もある。そうではなく、それらの最新ITは、信頼と協働の仲介者となるべきとするのがPLURALITYの考え方だ。著者のオードリー・タン氏は台湾のサイバーアンバサダー。2016年から2024年にかけて台湾初のデジタル大臣、そして世界初のノンバイナリー閣僚を務めた。 E・グレン・ワイル氏は米マイクロソフト社Microsoft Researchの特別プロジェクトPlural Technology Collaboratoryの創設者兼首席研究員。 |
商品内容
要旨 |
「敵」と「味方」を超越し、調和点をデザインせよ。現代に生きる私たちこそが、未来の共同設計者である。世界はひとつの声に支配されるべきではない。権利 通貨 コミュニケーション 投票 市場 メディア 環境 学習 政策。起こり得る未来を全検証。 |
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目次 |
第1章 序 |
出版社・メーカーコメント
「PLURALITY」は、台湾の初代デジタル発展省大臣オードリー・タンとマイクロソフトの首席研究員にして気鋭の経済学者グレン・ワイルという世界のトップランナーが提唱する、新たな社会のビジョンだ。「プルラリティ/多元性」−それは、「シンギュラリティ/単一性」とは異なる道。対立を創造に変える、協働テクノロジーともに歩む未来。【権利】【通貨】【コミュニケーション】【投票】【市場】【メディア】【環境】【学習】【政策】…起こり得る未来を全検証した一冊です。