• 本

「負けるが価値」の地域術

フィギュール彩2 10

出版社名 彩流社
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-7791-3039-7
4-7791-3039-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 210P 19cm

商品内容

要旨

勝つためのノウハウが求められるいま、あえて「負け」の視点からその価値を見いだし、まちとまちを作る人を見ていく。廃墟という負けの景観を残す人気のまちづくりや、観光に頼りすぎた京都の商品化と弱点などの地域論。若者による負けアイドルの推し活やZ世代のSNSと関係読解リテラシー、勝ち続けていたフジテレビに象徴される「テレビ局負けるが勝ち」など、人との関係性から仕事術まで、「負け」が価値を生み出す事例を幅広くとらえ議論。

目次

第一章 地域とヴァルネラビリティ
第二章 隙間と地域
第三章 栄えることと衰えること
第四章 SNSが強いる関係読解リテラシー
第五章 「負け」は何を生み出すのか
第六章 負けを価値にする発想術

著者紹介

河井 孝仁 (カワイ タカヨシ)  
合同会社公共コミュニケーション研究所代表CEO・東海大学客員教授。博士(情報科学・名古屋大学)。静岡県職員、静岡総合研究機構研究員、東海大学文化社会学部広報メディア学科教授を経て現職。専門は、行政広報論、シティプロモーション、地域ブランディング。公共コミュニケーション学会会長理事、総務省地域情報化アドバイザー、総務省地域力創造アドバイザー、(社)日本広報協会広報アドバイザー、同全国広報コンクール審査委員(広報企画部門代表委員)などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)