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「日本人」であることとメディア 日本人らしさと世論の社会心理学

出版社名 勁草書房
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-326-25187-2
4-326-25187-5
税込価格 4,180円
頁数・縦 344P 21cm

商品内容

要旨

日本人らしさ、日本の誇り、世論や分断は、いつ、どのように意識されるのか?多様化するメディア利用との関連とは?日本ネタ番組から、天皇の退位・即位、東京オリ・パラ、サッカーW杯、WBCといったメディア・イベント、新型コロナまで。調査データで読み解く、変わりゆく日本人らしさとメディアの現在地。

目次

1 日本人らしさを再確認するとき―日本ネタ番組と改元イベント―(日本ネタはテレビ番組でどう描かれているか
日本ネタ番組の視聴と日本人意識・コスモポリタニズム意識
平成の終わりと令和の始まりをメディアはどう伝えたか ほか)
2 日本人であることを誇りに思うとき―オリンピック、FIFAワールドカップ、WBC―(東京オリンピック・パラリンピック開催をめぐる賛否の理由
「メディア・イベント」としての東京オリンピックに対する評価
コロナ禍でのオリンピックと開催国イメージ ほか)
3 日本人として世論・分断・リスクを意識するとき―年代、ジェンダー、国際情勢、新型コロナウイルス―(メディア利用の年齢差とグレイ・デジタル・デバイド
「#わきまえない女」が浮き彫りにしたもの
ウクライナ情勢と日本人のグローバル意識 ほか)

出版社・メーカーコメント

メディアをとおして「日本人」であることはどう意識されるのか? 多様化するメディア利用との関係とは。社会心理学の観点から解析!社会の出来事をさまざまなメディアで見聞きすることは、私たちの日本人意識やグローバル意識、世論とどのように関わるのか。日本ネタ番組から、天皇の退位・即位、東京オリ・パラ、サッカーW杯、WBCといったメディア・イベント、新型コロナまで。調査データを読み解き、変わりゆく日本人らしさとメディアの現在地を提示する。

著者紹介

山下 玲子 (ヤマシタ レイコ)  
東京経済大学コミュニケーション学部教授。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。専門はメディア論、社会心理学
有馬 明恵 (アリマ アキエ)  
東京女子大学現代教養学部教授。博士(社会学)。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。専門は社会心理学、メディア論、ジェンダー論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)