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ヘッセ詩集

出版社名 亜紀書房
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-7505-1884-8
4-7505-1884-0
税込価格 2,750円
頁数・縦 289P 18cm

商品内容

要旨

ノーベル賞詩人による魂から魂へのことばの贈り物。

目次

閑な思想
わが愛する母に
野を越えて
朝まだき

夏の夕暮
幼き日
秋の日
白樺
ヘルダーリーンへの頌歌
Valse brillante『華麗なるワルツ』
手紙
二つの谷より
嵐の中の麦穂
かそけき雲
Nocturne『夜曲』
エリーザベット 1
エリーザベット 2
白き雲
八月〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

君は 二人づれ 三人づれで 馬・船・車で旅ができる。 だが最後の一歩を 君は 君ただ独りで歩かねばならない。 −−「独り」より●ノーベル賞詩人による〈魂から魂へのことばの贈り物〉●本体表紙は2つの柄があります。どの柄が届くかはお楽しみに。(購入時に柄を指定することはできません)詩は、彼方の世界とのつながりが生まれたときに生まれる。さらにいえば、詩はそうした出来事によって「もたらされる」というべきなのかもしれない。詩は作るものでなく、受け取るものだった。少なくとも片山が愛したヘッセやリルケにとってはそうだった。−−若松英輔

著者紹介

ヘッセ,ヘルマン (ヘッセ,ヘルマン)   Hesse,Hermann
1877年ドイツの南部カルフに生まれ、スイス・バーゼルの牧師館で育つ。「詩人になるか、でなければ、何にもなりたくない」と神学校を中退、町工場や書店で働くかたわら、独学で文学の勉強を続ける。1902年、後に『青春詩集』と増補改題された『詩集』を発表。1904年『郷愁』を書きあげ、一躍人気作家となる。同年に結婚、ライン河畔の寒村に移り、長編『車輪の下』(1906)、『春の嵐』(1910)を発表。両大戦に対しては平和主義を表明する。1946年、ノーベル文学賞、ゲーテ賞を受賞。1962年、85歳で死去
片山 敏彦 (カタヤマ トシヒコ)  
1898年高知県生まれ。1961年東京都で死去。詩、評論、翻訳など多彩な業績をのこす
若松 英輔 (ワカマツ エイスケ)  
1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第2回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第16回角川財団学芸賞、2019年に第16回蓮如賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)