• 本

尽くされた

叢書・エクリチュールの冒険

出版社名 月曜社
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-86503-209-3
4-86503-209-6
税込価格 2,640円
頁数・縦 109P 19cm

商品内容

要旨

ドゥルーズ最晩年の重要論考の新訳。あらゆる疲労を超えたその先で、可能なことすべてと手を切った状態をめぐる考察が、ベケットの戯曲を分析しつつ展開される。「イメージは可能事のすべてを蓄積するが、それは可能事のすべてを爆破するためである」。現実の廃棄へと向かう、網羅と枯渇、摩耗と消散が問われる。イタリア語版に付された、ジネーヴラ・ボンピアーニによる注釈と、ジョルジョ・アガンベンによる論考を併録。

目次

尽くされた|ジル・ドゥルーズ
「尽くされた」という単語|ジネーヴラ・ボンピアーニ
姿勢|ジョルジョ・アガンベン

著者紹介

ドゥルーズ,ジル (ドゥルーズ,ジル)   Deleuze,Gilles
1925‐1995。フランスの哲学者
ボンピアーニ,ジネーヴラ (ボンピアーニ,ジネーヴラ)   Bompiani,Ginevra
1939‐。イタリアの編集者、作家。父ヴァレンティーノの創立したボンピアーニ社で叢書「ペーザネルヴィ」(1966‐1970年)を運営したほか、ノッテテンポ社を共同主宰(2002‐2016年)
アガンベン,ジョルジョ (アガンベン,ジョルジョ)   Agamben,Giorgio
1942‐。イタリアの哲学者
高桑 和巳 (タカクワ カズミ)  
1972‐。慶應義塾大学理工学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)