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トコトンやさしい水質保全の本

B&Tブックス 今日からモノ知りシリーズ

出版社名 日刊工業新聞社
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-526-08406-5
4-526-08406-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 156P 21cm

商品内容

要旨

水質保全には、閉鎖性水域(海域、湖沼)、生活排水、地下水汚染、マイクロプラスチックなどの海洋汚染、PFAS(有機フッ素化合物)などの化学物質汚染、地球温暖化による海洋の酸性化など、さまざまな問題がある。本書では、その現状と課題、関連する法律・基準のしくみや動向、そして対応するための取組などをやさしく紹介する。

目次

第1章 水質保全って何をしているの?(世界の水問題「主な水問題と対応策」
水にかかわる日本の公害「水俣病、イタイイタイ病」 ほか)
第2章 水が健康と環境にもたらす影響(人間の体と水「体内水分量と必要摂取量」
生活環境と水(水の恵み)「多種多様な水の利用」 ほか)
第3章 水の汚れはどうやって評価するの?(水質評価の各種基準「評価の指標と基準」
環境基準とは「「環境基本法」での環境基準の種類」 ほか)
第4章 上下水道施設の水質保全(水道水質基準「基準項目と基準値」
日本の水道整備率と水系伝染病患者数「塩素消毒の導入等が水系伝染病の減少に貢献」 ほか)
第5章 水質関係法律(日本における水質関係の規制の歴史「旧水質二法と水質汚濁防止法の違い」
水質汚濁防止法の概要(制定から現在まで)「水質汚濁防止法の体系と改正」 ほか)
第6章 さまざまな水質課題と水質改善対策(日本の河川の特徴と汚濁課題「河川の形状と汚濁の関係」
未規制小規模事業場や生活排水などに対する対応「水質汚濁防止法適用外からの排水も水質汚染の原因」 ほか)
第7章 身近なところからの取組(地域社会全体での取組「啓発活動、生活排水対策など」
「美しい山形最上川フォーラム」の取組「地域活動の成功事例」 ほか)

著者紹介

高堂 彰二 (コウドウ ショウジ)  
1957年岡山県倉敷市に生まれる。1981年日本大学理工学部土木工学科卒業。高堂技術士事務所 所長。一般社団法人技術士PLセンター 代表理事
大岩 敏男 (オオイワ トシオ)  
1951年山形県米沢市に生まれる。2006年山形大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。大岩コンサルタント事務所 代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)