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カップル・家族への認知行動療法 臨床家のための包括的ガイド

出版社名 北大路書房
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-7628-3298-7
4-7628-3298-7
税込価格 4,400円
頁数・縦 287P 21cm

商品内容

要旨

認知行動療法と家族療法の第一人者による包括的ガイド。システムズアプローチを背景に、神経生物学、愛着、感情調節の分野を取り上げ、スキーマの再構築に特に重点を置く。事例を織り交ぜながら、硬直した思考や行動パターンから抜け出せない困難なカップルや家族への対応について、〈細かな点〉にも踏み込んで解説する。

目次

1 イントロダクション
2 カップルと家族の変化のメカニズム
3 認知行動療法におけるスキーマの要素
4 神経生物学的プロセスの役割
5 臨床的なアセスメントの方法
6 認知行動的技法
7 スペシャル・トピックス
8 強化された認知行動療法
9 事例検討
10 結語

著者紹介

若島 孔文 (ワカシマ コウブン)  
2000年東北大学大学院教育学研究科博士課程修了。現在、東北大学大学院教育学研究科教授(博士(教育学))
浅井 継悟 (アサイ ケイゴ)  
2016年東北大学大学院教育学研究科博士課程後期3年の課程修了。現在、北海道教育大学大学院教育学研究科准教授(博士(教育学))
前田 駿太 (マエダ シュンタ)  
2018年早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。現在、東北大学大学院教育学研究科准教授(博士(人間科学))
ダッティリオ,フランク・M. (ダッティリオ,フランクM.)   Dattilio,Frank M.
世界有数のカップルセラピスト・家族療法家であり、特に認知行動療法モデルの開発で知られている。現在、ハーバード大学医学部精神科とペンシルベニア大学ペレルマン医学部で非常勤講師を務めている。多くの学術雑誌の編集委員を務めている。心理学および心理療法の分野におけるすぐれた業績に対して数々の賞を授与されている。また、2010年にはペンシルベニア結婚・家族療法士協会年間最優秀賞を受賞し、2013年にはアメリカ夫婦家族療法学会より結婚・家族療法への顕著な貢献賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)