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食べすぎる世界 なぜ私たちは不健康と環境破壊のサイクルから抜け出せないのか

出版社名 英治出版
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-86276-343-3
4-86276-343-X
税込価格 2,640円
頁数・縦 380P 19cm

商品内容

要旨

あなたが“選んだ”その一口が、私たちの未来を喰い尽くす。食品ロス、超加工食品、肉食、格差、農業と気候変動…。英国で話題「国家食料戦略」の立役者が、複雑で巨大な食の舞台裏に切り込む!

目次

第1部 私たちの体(奇跡と災厄 食料危機の解決が、なぜ現在の危機をもたらしたのか
ゆでガエル 私たちはなぜこんなに太ってしまったのか
走っても過食はなかったことにならない 運動は健康につながるが、減量はまた別の話 ほか)
第2部 私たちの土地(人間は世界をどのように食べてきたのか 環境破壊の最大の原因は食料システム
自然の不可視性 私たちの食べ物の本当の値段
食が地球を暖める 食料生産は、気候変動に様々な形で影響している ほか)
第3部 私たちの未来(希望のフライドチキン 代替たんぱく質は私たちを救えるか?
大地の守り手 政府は農家の役割と処遇を見直さなければならない
愛の力 すぐれた食文化は、偶然生まれるのではなく、私たちが作り出すもの
ユートピアかディストピアか? 来るべき世界に備えるために)

出版社・メーカーコメント

あなたが“選んだ”その一口が、私たちを生かし殺すとしたら食品ロス、超加工食品、肉食、農業と温暖化、格差……食をめぐる意外な事実の数々と、私たちが今できること。イギリスで話題になった「国家食料戦略」の立役者が、複雑で巨大な食の舞台裏に切り込む!

著者紹介

ディンブルビー,ヘンリー (ディンブルビー,ヘンリー)   Dimbleby,Henry
健康志向のファストフードチェーン「LEON」の共同創業者で、ロンドンの主なストリートフードマーケットの運営などを行うサステイナブル・レストラン協会の共同設立者。環境・食料・農村地域省と協力して取りまとめた政策提言「国家食料戦略」は、ヨタム・オットレンギやパーサ・ダスグプタ卿など、幅広い業界関係者や有識者から高い評価を得ている。2013年に共同執筆した『スクールフードプラン』では、学校における子供たちの食事と、食に関する教育の改革に向けた対策を提案した
ルイス,ジェミマ (ルイス,ジェミマ)   Lewis,Jemima
『テレグラフ』紙で週刊コラムを執筆している。『ザ・ウィーク』誌の元編集者
永瀬 聡子 (ナガセ サトコ)  
英語翻訳者。東京大学文学部心理学科卒業。行政機関勤務等を経て翻訳者になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)