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花々の言葉 世界ではじめての花言葉辞典

出版社名 国書刊行会
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-336-07418-8
4-336-07418-6
税込価格 3,300円
頁数・縦 366P 図版16P 19cm

商品内容

要旨

1819年12月、パリのオード社より刊行された『花々の言葉』は瞬く間に評判となった。語り手である「わたし」のエピソードを交えつつ、季節ごとに花言葉とその由来、博物学、神話、文学、植物学の知識が優美な筆致で語られる。巻末に付された「花言葉辞典」により、メッセージや詩句をあらわすための花植物を逆引きできる。15枚の繊細な植物画が、書物を可憐にいろどっている。19世紀フランスにおける花言葉ブームの最大の人気作品として版を重ね、ヨーロッパ諸国やアメリカに広く翻訳出版された。ベストセラーでありながら、著者とされるシャルロット・ド・ラトゥール夫人の正体は長年知られることがなかった。日本語版「訳者解説」では、花言葉流行当時のフランスの歴史文化状況に触れるとともに、『花々の言葉』成立にかかわる忘却されたひとびとの生涯を2世紀越しに露わにする。

目次

花々の言葉




花言葉辞典 それぞれの由来を添えて

著者紹介

シャルロット・ド・ラトゥール夫人 (シャルロットドラトゥールフジン)   Mme Charlotte de Latour
1819年に刊行され、フランスにおける花言葉ならびに花言葉本ブームの最大の人気作品となった『花々の言葉』(Le langage des fleurs)の著者
三宅 京子 (ミヤケ キョウコ)  
東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。専攻は20世紀フランス文学。現在、早稲田大学ほか講師。主な訳書に、ベルナール=アンリ・レヴィ『サルトルの世紀』(共訳、藤原書店、第41回日本翻訳出版文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)