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生活史の方法 人生を聞いて書く

ちくま新書 1884

出版社名 筑摩書房
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-480-07713-4
4-480-07713-8
税込価格 1,155円
頁数・縦 302P 18cm

商品内容

要旨

第一人者による、最良の手引き。地域で、大学で、学校で、家族で、個人で。

目次

第一章 生活史とは何か(生活史とは
生活史の事例)
第二章 語り手と出会う―調査という「社会関係」(どうやって語り手と出会うか
トラウマを抱えた人びと、差別され排除された人びと
構造的な聞きにくさ
「聞き取り調査」ということ自体のわかりにくさ
分断を乗り越える
関係性の網の目の中で
キーパーソン、リーダー、活動家
語り手と聞き手のジェンダーについて)
第三章 調査の進め方(調査のプロセスに入る
聞き取りの依頼とアポ取り
インタビューの場所
手土産
名刺、同意書、「調査のお願い」
録音とメモ、ファイルの管理
謝礼・お礼、聞き取りの後)
第四章 語りの聞き方(積極的に受動的になる、あるいはピントを合わせない集中
質問をする/しない
「一般論」と生活史
差別的表現とどのように向き合うか
ぜんぶは聞けない
聞き手の自己開示)
第五章 聞き手から書き手へ―編集と製本(文字化する
編集する
本人チェック
印刷・製本)

出版社・メーカーコメント

沖縄で25年にわたって聞き取り調査をしてきた著者が、「他者の話を聞く」ことについてまとめた一冊。第一人者による、最良の手引き。

著者紹介

岸 政彦 (キシ マサヒコ)  
1967年生まれ。社会学者。京都大学大学院文学研究科教授。研究テーマは沖縄、生活史、社会調査方法論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)