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教育工場といじめ

鎌田慧セレクション−現代の記録− 8

出版社名 皓星社
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-7744-0848-4
4-7744-0848-4
税込価格 2,970円

商品内容

要旨

1969年、日本の教育は民主化教育から大転換した。個人が考え行動する自由を奪う徹底した管理教育の実態と、その歪みから生じた「いじめ」を追う、『教育工場の子どもたち』『いじめ自殺 12人の親の証言』の2冊を収録。

目次

第一部 教育工場の子どもたち(「教育工場」の子どもたち
死に至る管理教育
日の丸とコンピュータ
管理と非行
純粋培養の教師たち
校長の闘争
夜問高校に光あれ!
あとがき)
第二部 いじめ自殺 12人の親の証言(遺された親たちは語る
いじめ自殺のあとで)

著者紹介

鎌田 慧 (カマタ サトシ)  
1938年青森県生まれ。弘前高等学校卒業後に上京、零細工場、カメラ工場の見習工などをへて、1960年に早稲田大学第一文学部露文科に入学。卒業後、鉄鋼新聞社記者、月刊誌「新評」編集部をへてフリーに。1970年に初の単著『隠された公害:ドキュメントイタイイタイ病を追って』(三一新書)を刊行。以後、冤罪、原発、公害、労働、沖縄、教育など、戦後日本の闇にその根を持つ社会問題全般を取材し執筆、それらの運動に深く関わってきた。東日本大震災後の2011年6月には、大江健三郎、坂本龍一、澤地久枝らとさようなら原発運動を呼びかけ、2012年7月、東京・代々木公園で17万人の集会、880万筆の署名を集めた。2025年現在も、狭山事件の冤罪被害者・石川一雄さんの再審、無罪を求める活動などを精力的に行っている。主な著書、「反骨 鈴木東民の生涯」(1989年、講談社 新田次郎文学賞受賞)、『六ヶ所村の記録』(1991年、岩波書店 毎日出版文化賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)