ヤンキーの虎 新・ジモト経済の支配者たち
| 出版社名 | 東洋経済新報社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2016年4月 |
| ISBNコード |
978-4-492-39618-6
(4-492-39618-7) |
| 税込価格 | 1,540円 |
| 頁数・縦 | 192P 19cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 日本では人口減少、少子高齢化が進み、とくに地方の衰退が大きな社会問題としてクローズアップされている。だが一方で、地方に根を張り、多角的な事業を展開し、成功している経営者が多数存在するという。ファンドマネジャーとして活躍する本書の著者は、仕事でさまざまな地域を訪れる中で、そうした地方の成功者たちがいることを知り、彼らを「ヤンキーの虎」と名づけた。本書では、その「ヤンキーの虎」たちの実像に迫り、成功したビジネス手法を分析。さらに、彼らの躍進が地方経済の未来にどのような影響を及ぼすか等について論じている。著者はレオス・キャピタルワークス代表取締役社長・最高投資責任者。ベンチャーキャピタリストとしても実績を上げている。 |
商品内容
| 要旨 |
地方経済の主役交代。いま地方経済を支える新・起業家たちの実態、ビジネス手法。 |
|---|---|
| 目次 |
序章 知られざる成長ビジネスが地方にある―ジモト経済を席巻する「ヤンキーの虎」 |



おすすめコメント
地方経済の主役交代が始まった! 地方経済を支える新・起業家たちの実態、ビジネス手法を紹介する。「ヤンキーの虎」とは、どのような人たちなのでしょうか。一言で言いますと、次のような人や企業のことです。「地方を本拠地にしていて、地方でミニコングロマリット(様々な業種・業務に参入している企業体)化している、地方土着の企業。あるいは起業家」 これがヤンキーの虎の位置付けです。「地方豪族」と言ってもよいかもしれません。彼らが最も好むのは、「シンプルで、でっかく儲けられそうなもの」。それほど複雑なビジネスモデルではありません。とにかく儲けられそうだと思ったら、すぐに始める瞬発力と柔軟さを持っているのです。(中略)安倍内閣は、「地方創生」を日本再興戦略の一つの柱に据えました。また、前岩手県知事を務めた増田寛也氏の著書『地方消滅』(中公新書)はベストセラーとなりました。そういった意味では、今、地方にスポットライトが当たっています。そして、そのような地方創生の立役者となるのは、間違いなく「ヤンキーの虎」だと思います。ただ、彼らが地方経済の救世主となるのか、あるいは悪魔となるのかは分かりません。実際、ヤンキーの虎にも色々な人がいて、自分の金儲けだけに熱心な人もいれば、地方経済のことまで考えている人まで、幅広いのです。いずれにしろ、彼らに稼ぐ能力があることに対してはリスペクトしたいと私は考えています。
出版社・メーカーコメント
ベンチャー投資家の視点から、地方経済を支える多彩な起業家たちの実態、ビジネス手法を紹介する。