• 本

骨灰

角川文庫 う20−12

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-04-115922-4
4-04-115922-9
税込価格 1,100円
頁数・縦 478P 15cm

商品内容

要旨

大手デベロッパーのIR部に勤務する松永光弘は、自社の高層ビル建設現場の地下へ調査に向かっていた。目的は、その現場についての『火が出た』『いるだけで病気になる』『人骨が出た』というツイートの真偽を確かめること。異常なまでの乾燥と、嫌な臭気を感じながら調査を進めると、図面に記されていない、巨大な穴のある謎の祭祀場にたどり着く―。地下に眠る怪異が、日常を侵食し始める。恐怖の底に誘う衝撃のホラー巨編!

出版社・メーカーコメント

大手建設会社で広報を務める光弘は悪い噂の立つ自社の建設現場を調査するうち、図面にない謎の空間で鎖につながれた男を発見する。光弘が思わず男を解放すると、自身と家族の回りで異変が起こり始め−−。

著者紹介

冲方 丁 (ウブカタ トウ)  
1977年岐阜県生まれ。96年、『黒い季節』で第1回スニーカー大賞金賞を受賞してデビュー。2003年、『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞受賞。09年刊行の『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、2011大学読書人大賞、第7回北東文芸賞、第4回舟橋聖一文学賞を受賞。12年、『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)