• 本

資本主義は勝利したか? 勝ち誇る資本主義への警告

出版社名 JICC出版局
出版年月 1991年3月
ISBNコード 978-4-7966-0091-0
4-7966-0091-4
税込価格 1,154円
頁数・縦 182P 20cm

商品内容

要旨

本書はアメリカの雑誌NPQ(New Perspectives Quarterly)秋季号の「資本主義は勝利したか」を邦訳、単行本化したものです。東西ドイツを隔てたベルリンの壁崩壊に象徴される、社会主義諸国の凋落、世界の二極化構造の対極をなしていたソビエト共産主義の消滅。果たして資本主義は世界を支配し得る絶対的な政治・経済システムといえるのだろうか―この秋季号はそんな勝ち誇る資本主義諸国への問題提起として書かれています。

目次

第1章 資本主義の勝利(資本主義に代わるものはない
創造的破壊―資本主義の本質
歴史はでたらめ、未来はくず
脱ビジネス社会)
第2章 苦い勝利(貧困はなくならないか
これで危険がない社会と言えるか
アメリカの地盤沈下)
第3章 ラテンのペレストロイカ(民営化するペルー
メキシコの市場経済への移行)
第4章 収斂と来るべき世界(資本主義と社会主義は収斂したか
来るべき世界)