つぎの岩につづく
ハヤカワ文庫 SF 1165
出版社名 | 早川書房 |
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出版年月 | 1996年10月 |
ISBNコード |
978-4-15-011165-6
(4-15-011165-0) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 413P 16cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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昔話のようなストーリー
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おすすめ度
- 文真堂書店 相生店 (群馬県桐生市)
ジャンル的にはSFに分類されているものの、(悪い意味での)SF的な説明くささは微塵もなく、実に読みやすい。短編の醍醐味である最後のどんでん返しも素晴らしいものばかり。いっそ理不尽とも呼べるようなオチの数々は、あるときはにやりと笑え、またあるときはぞっとする寒気をもたらしてくれるだろう。藤子・F・不二雄氏のSF短編マンガっぽい、と言えば一部の人にはわかりやすいだろうか。センスオブワンダーという言葉を実感したい方にお勧め。
(2006年8月28日)
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おすすめ度
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商品内容
要旨 |
時間の堆積した石灰岩の台地に、年老いた煙突岩がひとつ。そこでは奇妙な絵文字の刻まれた石がつぎつぎに発見され、学者の論議を呼んでいた。絵文字はいつも「つづく」で終わり、そのとおりまた次の石が発見される。そして最後の石が見つかった時、調査隊に何が起こったのか…?悪夢と笑いに溢れた表題作をはじめ、16篇を収録。SF界のホラ吹きおじさんラファティが語る、底抜けにおかしくて風変わりな物語の数々。 |
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