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保育所と幼稚園〜統合の試みを探る

21世紀保育ブックス 12

出版社名 フレーベル館
出版年月 2002年9月
ISBNコード 978-4-577-80275-5
4-577-80275-9
税込価格 1,320円
頁数・縦 205P 19cm

商品内容

要旨

保育所と幼稚園は、同じような年齢の子どもを教育・保育する施設であることから、かなり以前から一元化が言われてきた。福祉的な要素の強い保育所であっても、教育的な要素の強い幼稚園であっても、子育て支援の機能をどう持つかという点では共通している。言い換えると、子育て支援という枠組みにおいて、保育所と幼稚園の垣根はほとんどない。つまり、より大きな意味があるのは、保育所や幼稚園の施設ではなく、そこで発揮される機能なのである。すなわち、保育の理念に行き着く。本書では、これまでの一元化の試みと、これからの多元化・統合への道を探る。

目次

第1章 幼保の統合とは
第2章 一元化をめぐる歴史と状況
第3章 保育所と幼稚園をめぐる最近の変化
第4章 幼保一元化(統合)に向けた試み
第5章 ケーススタディ
終章 私論・幼保多元化と統合の時代へ

著者紹介

吉田 正幸 (ヨシダ マサユキ)  
1957年、福岡県生まれ。大阪大学人間科学部卒業。日本教育綜合研究所を経て、1993年からAIU保険会社顧問(1993〜2000年)、幼児教育21研究会主宰(1993年〜現在)、幼児教育・保育専門誌「遊育」編集長(1993年〜現在)、(有)遊育代表取締役(1996年〜現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)