• 本

ゲノム医学入門

出版社名 日本評論社
出版年月 2003年10月
ISBNコード 978-4-535-98223-9
4-535-98223-6
税込価格 2,200円
頁数・縦 281P 20cm

商品内容

文学賞情報

2018年 第16回 パピルス賞受賞

要旨

本書は、ヒトゲノムが解読され、その上のヒト遺伝子約三万個が判明した現代という時代に合わせ、病気と遺伝子の関係の全貌を明らかにしようとした試みです。正確には「遺伝子を起点にした新しい時代の病理学」の試みです。

目次

第1章 ヒトゲノム解読
第2章 医学が変わる―肥満症治療を例に
第3章 糖尿病は医学で解決できるか
第4章 クローンの反乱がガン
第5章 ガン防衛戦の総司令官p53
第6章 アルツハイマー病は統合機能消失症?
第7章 アルツハイマー病は遺伝するか
第8章 異常とは何か―スキゾフレニア
第9章 人間の精神はどこまで解明されたか―精神障害とストレス
第10章 全体像をつかもう

著者紹介

西村 肇 (ニシムラ ハジメ)  
1933年東京生まれ、満州育ち。1957年東京大学工学部機械工学科卒業。1966年東京大学工学部助教授。1983年東京大学工学部教授。1993年定年退職。研究工房シンセシス設立主宰。現在に至る。研究は1960年代は化学プロセス、70年代は公害問題(瀬戸内海汚染、自動車排ガス規制)。公害の研究を禁止された80年代以降は遺伝子工学。定年後は研究と著作に専念。著書に『水俣病の科学』(日本評論社、2001年(共著、2001年度毎日出版文化賞受賞))など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)