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開放マクロ経済学と日本経済 開放経済下における経済政策の効果

出版社名 成文堂
出版年月 2003年10月
ISBNコード 978-4-7923-4187-9
4-7923-4187-6
税込価格 6,600円
頁数・縦 376P 22cm

商品内容

要旨

本書の主たる目的は、第1に、開放経済下におけるマクロ経済モデルにもとづき、経済政策の効果ならびにその有効性を体系的に考察すること、第2に、それらを応用して、開放経済という視点からとらえた日本経済に対して、経済問題の解決策や政策的な課題を提示することにある。なお、本書では、分析のスタイルとして、主にケインジアン的な開放マクロ経済モデルに立脚し、不完全雇用を前提とした枠組みの中で、経済政策がいかなる効果を発揮するか、を検討していく。

目次

第1部 開放マクロ経済の基礎理論と経済政策の効果(開放マクロ経済の基礎モデルと変動為替レート制下の財政・金融政策の効果
開放マクロ経済の古典派モデル
開放マクロ経済のケインジアン・モデル
2国モデルにおけるマクロ経済政策の効果と有効性)
第2部 開放マクロ経済の理論・政策と日本経済(垂直貿易下の開放マクロ経済モデルと経済政策の効果
貿易構造の変化と経済政策の効果
変動為替レート制下における内外均衡と財政・金融政策)
第3部 経済のグローバル化と開放マクロ経済の理論・政策(国際的な経済の相互依存と保護貿易政策
経済のグローバル化と日本経済の政策的課題
経済のグローバル化と日本経済の資源配分)

著者紹介

横山 将義 (ヨコヤマ マサノリ)  
1966年神奈川県に生まれる。1989年早稲田大学商学部卒業。1994年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得。2001〜03年オックスフォード大学Visiting Scholar。現在、早稲田大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)