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転がり軸受の寿命と信頼性

出版社名 日刊工業新聞社
出版年月 2005年2月
ISBNコード 978-4-526-05408-2
4-526-05408-9
税込価格 2,640円
頁数・縦 190P 21cm

商品内容

要旨

「転がり軸受」は、あらゆる所で回転運動を支えている極めて重要な機械要素である。たとえば、パソコンには冷却用ファンモータがついているが、そこに使われているごく小さな転がり軸受が寿命に達すると、パソコンは機能し難くなる。自動車・鉄道車両・航空機・圧延機・産業機械等々に使われる転がり軸受も同様に重要であり、転がり軸受の信頼性が機械装置の信頼性を担っている。本書はこのように重要な転がり軸受の寿命と信頼性に焦点を当てた解説書であり、一般には目に触れにくい転がり軸受を理解しやすいように、ファンモータ等の小形モータ用軸受を例示して論じている。

目次

第1部 寿命と信頼性の基礎(寿命・信頼性の基礎
機器の寿命・信頼性設計)
第2部 転がり軸受の寿命・信頼性(転がり軸受概論
転がり軸受の寿命
転がり軸受の最近の動向)

著者紹介

高田 浩年 (タカタ ヒロトシ)  
1960年大阪府立大学工学部機械工学科卒業、日本精工株式会社入社。総合研究所主任研究員・主幹研究員・主席研究員歴任、転がり軸受の寿命・性能・信頼性の研究・開発に従事、職務発明・製品開発・発表論文等多数。1975〜1983年日本科学技術連盟信頼性データ研究会会員(除く1978年)。1992年博士(工学)。1995〜1997年ISO/TC4/SC8/WG1(転がり軸受寿命計算式)日本代表委員として転がり軸受新寿命計算式のISO規格化に参画、ASME技術委員会(転がり軸受寿命計算)日本委員。1997年日本精工株式会社定年退社。1997〜2002年NSK人事サービス株式会社(転がり軸受研修等担当)。2004年現在、日本学術振興会転がり軸受寿命第126委員会委員。日本機械学会永年会員、日本トライボロジー学会会員、精密工学会会員
相原 了 (アイハラ サトル)  
1970年東京大学工学部精密機械工学科卒業、日本精工株式会社入社。1975〜1978年英国リーズ大学機械工学科博士課程留学。Ph.D(トライボロジー)。総合研究所主任研究員、研究室長歴任。転がり軸受、EHLの研究に従事、発表論文ほか多数。1999年日本精工退社、オーパス蔵設立。2001〜2004年(株)テクノファイン品質保証部長。東京工業大学大学院理工学研究科教授。オーパス蔵代表。日本トライボロジー学会理事、英機械学会委員歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)