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中国「反日」の末路

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2005年6月
ISBNコード 978-4-492-21152-6
4-492-21152-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 202P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  •  著名な国際派エコノミスト長谷川慶太郎が、中国政治体制の崩壊を予言したのが本書である。ソ連の崩壊とロシアの低迷を引き合いに出しながら、現代中国が抱える問題点を鋭く指摘し、崩壊はすでに始まっているという。最近、個人投資家の間でも中国への投資が脚光を浴びているが、現在投資中の人、これから投資を考えている人たちにとっては有益な情報が多いだろう。(のり)

    (2006年3月26日)

商品内容

要旨

拡大する貧富の差、党幹部の腐敗、情報統制、自国政府さえ選べぬ不満。体制崩壊へ向かう中国の、「反日」はその端緒にすぎない。

目次

序章 深刻化する日中関係
第1章 「冷戦」の最終局面が到来した
第2章 中国政治路線の自己矛盾
第3章 共産党独裁体制は崩壊する
第4章 携帯電話の普及で無力化する統制
第5章 共産党独裁体制崩壊のプロセス

出版社
商品紹介

反日旋風の背景は、中国共産党独裁体制の脆弱性にある。不満のはけ口として日本という仮想敵を利用したが、体制崩壊は着実に進む。

おすすめコメント

拡大する貧富の差、党幹部の腐敗、情報統制、自国政府さえ選べぬ不満・・・。体制崩壊へ向かう中国の「反日」はその端緒にすぎない!深刻化する日中関係、中国政治路線の自己矛盾、携帯電話の普及で無力化する統制などを、長谷川慶太郎氏が克明に解説する。

著者紹介

長谷川 慶太郎 (ハセガワ ケイタロウ)  
1927年京都市に生まれる。1953年大阪大学工学部卒業。新聞記者、証券アナリストを経て、多彩な評論活動を展開中。この間、政治・経済・国際情勢についての先見性をもつ的確な分析を提示。1983年「世界が日本を見倣う日」で第3回石橋湛山賞を受賞。日本経済の動きを世界的、歴史的な視点も含めて独創的にとらえる国際派エコノミスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)