• 本

暴れん坊本屋さん 1

Un poco essay comics

出版社名 新書館
出版年月 2005年10月
ISBNコード 978-4-403-67019-0
4-403-67019-9
税込価格 704円
頁数・縦 126P 21cm
シリーズ名 暴れん坊本屋さん

書店レビュー 総合おすすめ度: 全3件

  • 市井の書店のノンフィクション

     とかく書店関係者が大絶賛の「暴本」シリーズの第一巻。漫画家にして
    書店員であるという著者が書店勤務を通じて体験したエピソードをコミカルに
    描いた作品である。物量との戦いになる入荷作業や荒れ放題の児童書コーナー、
    頭を使う陳列作業にフェア本のややこしさ等々…どんな形であっても書店で
    働いた経験のある人にとってしみじみと共感できる内容となっている。

     そんな具合に大喜びしている書店関係者のみならず、本屋が好きな人や、
    本屋に興味がある人にも、「書店の裏側暴露本」として本書をおすすめしたい。
    物流の発達したこの時代において、本屋の注文がなかなか届かないのは
    どうしたことか、力仕事から頭脳労働までをこなす書店員は何に日々の幸せを
    見出すのか、そんな書店と書店員の生態を明らかにしてくれる一冊。

    (2013年4月27日)

  • こんだけ描いといて、(笑)ですむのはスゴイよね

    ウラ話はどこの話でもおもしろいもんだけど、本屋のウラ話>しらない人のほうが楽しめるんじゃないかなあ。書店関係者だと途中から心配になってくるぐらいのぶっちゃけっぷり。書店独特の商習慣や流通形態に本屋さんふりまわされっぱなし。かわいい絵の久世番子が、こんな絵柄で。う〜んと、とにかく面白いんだけどへたにレビューすると自爆しそうで、えぇ。すごく身近に感じる話でしたとしか言えませんです。2巻はさらにネタがあぶなく...

    (2006年5月25日)

  • 細かい作業が多く大変な業界なんです。

    今までに、本屋さんでバイトをしたことのある方に!(元従業員の方)今後、本業界に入る方に!是が非でも、一度目を通していただきたい作品です。本屋の目線から、業界の裏の裏までわかる(?)内容となっております!!! (本橋)

    (2005年10月30日)

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おすすめコメント

マンガ家の久世番子には、実はもうひとつの顔があった! ある時は自分のコミックスを大量に発注し、ある時はマナーの悪い立ち読み客を呪い、ある時は注文した本が届かないとぼやく…そう、彼女は「暴れん坊本屋さん」だったのだ! マンガ家兼書店員が、本屋さんの本音や裏話を描いた赤裸々エッセイコミック。朝日新聞「コミック教養講座」で紹介され、話題の一冊。