• 本

ライク・ア・ローリング・ストーン Bob Dylan at the crossroads

出版社名 白夜書房
出版年月 2006年6月
ISBNコード 978-4-86191-156-9
4-86191-156-7
税込価格 3,080円
頁数・縦 239,16P 21cm

商品内容

要旨

1965年6月15〜16日ニューヨーク、コロンビアレコードAスタジオで収録されたロック史上、不朽の名曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」。ディランの代表曲はどのような時代に生み出されたのか、その時代背景と知られざるレコーディングの全過程を初めて明らかにした、その日をめぐる、迫真の一大記念碑ドキュメント。

目次

第1章 ケネディが狙撃された日
第2章 トップ40の国
第3章 電話ボックスの男
第4章 サンホゼ・アイドル
第5章 ワンス・アポン・ア・タイム
第6章 空に上がる音
第7章 世界に向かう音
第8章 三つのステージ
第9章 アメリカのデモクラシー
第10章 スウィンギング・ロンドン
第11章 いまふたたび

出版社・メーカーコメント

1965年6月15〜6日ニューヨーク、コロンビアレコードAスタジオで収録されたロック史上、不朽の名曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」。ディランの代表曲はどのような時代に生み出されたのか、その時代背景と知られざるレコーディングの全過程を初めて明らかにした、その日をめぐる迫真の一大記念碑ドキュメント!昨年の「ボブ・ディラン自伝」(ソフトバンクパブリッシング)に続く、ディランの代表曲である「ライク・ア・ローリング・ストーン」の製作過程を追った話題作の翻訳です。同時期6月23日に、ボブ・ディランの音楽ドキュメント「ノー・ディレクション・ホーム」のDVDがパラマウント・ピクチャーズから発売になります。公開分に、50分以上の未発表映像が付加された決定版です。「ライク・ア・ローリングストーン」録音時の模様を、記録されたテープから、会話部分のみ、世界初採録!ディランの代表曲にして、ローリングストーン誌選出、ロック不滅のベストワン曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」、この曲に見られるディランの世界と人間をみつめる眼はポップミュージックを変質させた。「ライク・ア・ローリング・ストーン」の何が重要であったのかを、本書ではそのサウンド(ことばも含み)をていねいに分析して説明しており、その過程で過去の歌、以降の歌とのつながりもあきらかにしている。本書「ライク・ア・ローリング・ストーン」は歌詞のひとつひとつを解釈するのではなく、「ライク・ア・ローリング・ストーン」という曲がどのような場所から発せられ(ディランの視点や当時の社会的背景)、どのような世界観を伝えたかに重点を置いている、ディラン・ファンのみならず、ロックの歴史及び60年代カルチャーに関心を持つものにとって必読の書といえるだろう。【内容一覧】プロローグ1965年、ポップミュージックは政治や社会の問題とおなじくらい、あるいはそれ以上に重要であるように思えた。そんななか「ライク・ア・ローリング・ストーン」は世界をみつめなおし、人の幻想を剥ぎとって真実に眼を向けさせた。

著者紹介

マーカス,グリール (マーカス,グリール)   Marcus,Greil
カリフォルニア州バークレー在住
菅野 ヘッケル (スガノ ヘッケル)  
1947年生まれ。1970年からCBS・ソニーレコードでボブ・ディラン担当ディレクターをつとめ、78年にライブアルバム『武道館』を制作。86年に編集プロダクション「セヴンデイズ」を設立。コンサートを150回以上見ているほどの、自他共に認めるディラン愛好家・研究家で、ディラン関連本の翻訳や日本盤CDのライナーノーツ執筆に専念している。東京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)