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ロマンティックに生きようと決めた理由

出版社名 アノニマ・スタジオ
出版年月 2006年7月
ISBNコード 978-4-87758-633-1
4-87758-633-4
税込価格 1,430円
頁数・縦 221P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 2003年に WINDCHIME BOOKS から出版されたエッセイ集「ロマンティックに生きようと決めた理由」が、著者に中川ワニ珈琲の中川ワニさん、アーティストの内藤三重子さん、本書の編者でもあり、SUNLIGHT GALLERYのオーナーだった美術作家の永井宏さんを加え、装丁も新たにアノニマ・スタジオから再版されました。かつて、湘南・葉山にあった SUNLIGHT GALLERY に集った人々(当店にも著書が多数あるフードコーディネーターの根元きこさんやアーティストの小山千夏さんなど凄々たる面々)が、良いことも悪いこともひっくるめて現在の自分がある理由を見つめています。何気なく考えていたことや、していたことが現在の自分へとつながっているという著者たち。私たちの何気ない日常も凄い未来へとつながっているのかもしれない・・・なんてことを考えてしまうのは私だけでしょうか。

    (2014年3月29日)

商品内容

要旨

湘南・葉山で創作を続ける美術作家永井宏。彼が1992年にはじめたSUNLIGHT GALLERYにはさまざまな才能がつどった。今それぞれの場所で綺羅星のごとく輝く、さまざまな職業の10人。ときに迷い、悩み、そして今の自分がある理由を見つめるエッセイ集。

目次

ロマンティックに生きようと決めた理由(岩崎有加)
どんなことも長続きしない理由(馬詰佳香)
夏のつみかさね(小山千夏)
生まれた時から水をよく飲む子供だった(CHAJIN)
パパイヤで働く理由(赤澤かおり)
coyaに行きついた理由(根本きこ)
自分の歩いてきた道(堀内隆志)
人間は思った以上のことができる、ということ(木村直人)
毎日の時間(内藤三重子)
やっぱり、僕は絵と珈琲のなかで(中川ワニ)
水平線の見える丘の上に住み始めた理由(永井宏)

出版社
商品紹介

根本きこ、CHAJIN、岩崎有加、中川ワニら、葉山に集った綺羅星のごときクリエイターが各々の生き方について描くエッセイ集。

著者紹介

永井 宏 (ナガイ ヒロシ)  
1951年生まれ。秋谷在住/美術作家。70年代から写真を中心にした作家活動を始め、80年代は雑誌『BRUTUS』の編集に携わりつつも、ヴィデオ、ドローイング、インスタレーションなどの作品を制作。92年から96年まで居を移した神奈川県葉山で、生活に根ざしたアートを提唱する「SUNLIGHT GALLERY」を開設。誰にでもものが作れるという「ネオ・フォークロア」と名付けた考え方をもとに創作を続ける。99年、リトル・マガジン『12 WATER STORIES MAGAZINE』を創刊。現在は、創作活動のほか、WINDCHIME BOOKSで詩集などの出版を手掛け、葉山のアトリエを始め関西などでワークショップを開催。さまざまなジャンルの作り手、書き手をバックアップしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)