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カブール・ビューティー・スクール デビーとアフガニスタン女性たちのおしゃれ奮闘記

出版社名 早川書房
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-15-208840-6
4-15-208840-0
税込価格 2,200円
頁数・縦 368P 20cm

商品内容

要旨

アメリカ軍がカブールを制圧した翌年の2002年。続々と到着するボランティアスタッフのなかに、一人の美容師がいた。真っ赤な髪に長い爪。そしていつでも欠かさない濃いメイク。医療の知識も特に持たない彼女は、荒廃したカブールには実に不似合いに見えた。しかし、この国にはその美容師、デビーにしかできないことがあったのだ。それは現地の女性たちを美容師として育成する学校を設立すること。タリバン政権によって抑圧されてきた女性たちは、プロとして経済的に自立することで、自由への一歩が踏み出せるのだ。こうしてデビーの闘いが始まった。支援NGOとの衝突、資金のやりくりなど、障害は次々と現れる。時には笑い飛ばし、時には激怒し泣きわめきながら、道を切り開いていくデビー。そして、そんな彼女を慕い、さまざまな妨害のなか、必死に通ってくる生徒たち。そこには、慈善活動という枠を超えた、あたたかい共感と目標に向かうエネルギーがあった。手にはハサミ、胸にはおしゃれ心を抱いて、共に闘うデビーとアフガニスタン女性たちから届いた奮闘記。

出版社
商品紹介

ヘアメイク技術を教える学校を建て、タリバン政権下で抑圧されてきた女性たちにおしゃれ心と勇気を与えたアメリカ人美容師の手記。

おすすめコメント

〈ハヤカワ・ノンフィクション〉アフガニスタンの女性だってパーマをかけたい、メイクもしたい!ヘアメイク技術を教える学校を建て、タリバン政権下で抑圧されてきた女性たちにおしゃれ心と勇気を与えたアメリカ人美容師の手記。

著者紹介

ロドリゲス,デボラ (ロドリゲス,デボラ)   Rodriguez,Deborah
1979年より美容師として母親の美容院で働き始める。刑務所の看守、教会の慈善活動などの経験を経て、2002年5月、NGOのボランティアスタッフとしてアフガニスタンのカブールに派遣される。アフガニスタンで唯一の美容学校「カブール・ビューティー・スクール」を開設。美容院「オアシス・サロン」の経営者でもある。二度の結婚と離婚を経て、現在は二人の息子と、アフガニスタン人の夫がいる
仁木 めぐみ (ニキ メグミ)  
跡見学園女子大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)