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日本歴史を点検する 新装版

講談社文庫 し1−53

出版社名 講談社
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-06-275916-8
4-06-275916-0
税込価格 545円
頁数・縦 249P 15cm
シリーズ名 日本歴史を点検する

商品内容

要旨

青年を愛した長州、薩摩急旋回の因など、維新へ向けての諸藩の動静。勝海舟、西郷隆盛、島津斉彬、吉田松陰、大久保利通など傑物たちの人物と思想。幕府の善政、尊王攘夷と危機意識、日本人の潜在秩序、維新の二つの功績、封建の土壌の功罪等々―歴史文学の巨匠二人が博識を駆使して“日本人とは何か”を考察した快著。

目次

封建の土壌
イデオロギーと術
天皇制とはなにか
産業革命と危機意識
西郷と大久保
日本人の意識の底
幕末のエネルギー
言語感覚の特異性

出版社・メーカーコメント

歴史文学の巨匠が語りあかした日本の歴史。勝海舟、西郷隆盛など傑物たちの幕末の活躍。維新へ向けての薩摩・長州など諸藩の動静、近代統一国家への転換等々。両巨匠が世界の中の日本民族を考察した快著。

著者紹介

海音寺 潮五郎 (カイオンジ チョウゴロウ)  
1901年鹿児島県生まれ。國學院大學高等師範部卒。中学校の教師を務めながら執筆を開始。’36年『天正女合戦』『武道伝来記』で直木賞を受賞する。その後、菊池寛賞、NHK放送文化賞、日本芸術院賞などに輝く。紫綬褒章を受章、文化功労者に選出されたが、’77年76歳で他界した
司馬 遼太郎 (シバ リョウタロウ)  
1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語科卒。産経新聞社勤務中から歴史小説の執筆を始め、’56年「ペルシャの幻術師」で講談倶楽部賞を受賞する。その後、直木賞、菊池寛賞、吉川英治文学賞、読売文学賞、大佛次郎賞などに輝く。’93年文化勲章を受章したが、’96年72歳で他界した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)