• 本

記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどり着けるのか? 身近な酔っ払いに学ぶ脳科学

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2007年11月
ISBNコード 978-4-478-00089-2
4-478-00089-1
税込価格 1,430円
頁数・縦 198P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • ほろ酔い状態のときが脳は最も活性化する

    本書は下戸の川島教授と酒豪の泰良教授の共著で、酒と脳の密接な関係をさまざまな角度から分析。脳が最も活性化するときは、ほろ酔い状態のときであることなど、酒が引き起こす脳のフシギを続々と紹介する。酒を飲み過ぎ正体をなくしても、なぜか家にはたどり着き、千鳥足でもホームには落ちそうで落ちない…こんな謎もしっかり解明!後半は下戸と酒豪による対談。これ、けっこう笑えます。

    (2007年12月5日)

商品内容

要旨

「酒と脳のアブナイ関係」を“飲めない”川島隆太と“底なし”泰羅雅登の二人の脳科学者がオモシロまじめに大討論。脳にとって、酒は百薬の長なのか?それとも…。人類が長〜く友としてきた酒と脳の関係を通じて、人の脳について考える。

目次

第1章 記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどり着けるのか?(飲み過ぎて記憶がなくなるのは、なぜ?
家にたどり着けるのは、「脳ナビ」のおかげだった! ほか)
第2章 「ほろ酔い」気分が、脳を活性化させる!(ほんとうに、酒は百薬の長か?
妙に盛り上がる不思議な一体感―酒は社会の潤滑油? ほか)
第3章 酒を飲むと、脳は萎縮するというコワイ話(酒がもたらす脳の危険因子
酒を飲むと、脳は萎縮する ほか)
第4章 「それでも酒はやめられない」という、あなたに(はたして、脳にやさしい酒の飲み方はあるのか?
それでも飲み過ぎてしまったら… ほか)
第5章 酒脳対談・“飲めない”川島隆太ד底なし”泰羅雅登(酒は語るものではなく、飲むものである
ほろ酔い道場で免許皆伝? ほか)

出版社・メーカーコメント

「酒と脳」のアブナイ関係を「飲めない」川島隆太と「底なし」泰羅雅登の二人の脳科学者がオモシロまじめに大討論。

著者紹介

川島 隆太 (カワシマ リュウタ)  
1959年生まれ。千葉県出身。東北大学医学部卒。同大学院医学研究科修了(医学博士)。カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学加齢医学研究所助手、同講師を経て、東北大学加齢医学研究所教授。専門は脳機能イメージング学。内閣府男女共同参画会議専門調査会委員、前文化庁文化審議会国語分科会委員
泰羅 雅登 (タイラ マサト)  
1954年生まれ。三重県出身。歯学博士。日本大学大学院総合科学研究科教授。専門は認知神経科学。人間と動物で高次脳機能に関わる脳の機能を研究している。文部科学省の特定領域研究「統合脳・高次脳機能」の計画班員。また、東北大学の川島隆太教授をリーダーとする「前頭前野機能発達・改善システムの開発研究」の共同研究チームのメンバーでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)