• 本

ガダルカナル

出版社名 毎日ワンズ
出版年月 2008年11月
ISBNコード 978-4-901622-35-6
4-901622-35-8
税込価格 1,540円
頁数・縦 272P 19cm
シリーズ名 ガダルカナル

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 著者である辻政信は第二次世界大戦中、ガダルカナル島における日米戦を指揮した人物である。
    炎天下のジャングルの中、気迫だけでただただ前に進もうとする兵士が、ひとりまたひとりと命を落としてゆく悲惨な描写は改めて戦争の醜さを物語る。
    ちなみに辻氏は戦後衆議院議員さらに参議院議員となり昭和36年東南アジア付近へ向かいその後消息を断ち、現在も不明。

    (2009年9月30日)

商品内容

要旨

「ガ」島から奇跡的に生還した大本営参謀に、亡き兵士たちが語らせる戦場の真実!「敗戦の責は小官にあり」。

目次

1 忘れられた終幕
2 浮かびあがったガダルカナル島
3 ガダルカナル島攻防戦の幕あがる
4 ふたたび戦場へ
5 「ガ」島、転じて「餓」島
6 日米死闘の島
7 勝算なし、ガダルカナル島戦線
8 さらば、ガダルカナル

著者紹介

辻 政信 (ツジ マサノブ)  
明治35年石川県生まれ。昭和6年陸軍大学卒業後大本営参謀となる。ノモンハン事件、ガダルカナル作戦、マレー作戦、ビルマ作戦などを指揮、「作戦の神様」とうたわれた。敗戦直後、連合軍支配下のタイを脱出し、日本連携を企図して数年間、東南アジアや中国大陸を潜行した。その後、奇跡的帰国を果たし、昭和27年から連続4回衆議院議員に当選したが、昭和36年参議院議員として再び東南アジアに向かいラオス付近で行方不明になった。生存説、他殺説など議論を呼んだが確たる消息を得ないまま現在にいたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)