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あんじゅう 三島屋変調百物語事続

出版社名 中央公論新社
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-12-004137-2
4-12-004137-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 563P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • ますます面白くなってくる宮部の時代物

    書店をやって15年になりますが、いつも売れて、中味も間違いないのは、
    宮部みゆきです。とくに時代物は人情味あふれ、温かささと、不思議さが読者をひきつけます。この作品はシリーズ2作目ですが、ますます面白くなっているので、安心してお勧めできます

    (2011年1月10日)

  • 『おそろし』の続編

    暗獣・・・『あんじゅう』人ならぬものとの麗しい交流。切ない終わりに思いが残る。三島屋のおちかが不思議な百物語を聞き集めているとの噂は思っている以上に世間に広まり・・・思わぬモノが入り乱れ事件の渦中に入り込む。今回は心強いお方も現れおちかに恋の予感??

    (2010年8月3日)

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商品内容

要旨

さあ、おはなしを続けましょう。三島屋の行儀見習い、おちかのもとにやってくるお客さまは、みんな胸の内に「不思議」をしまっているのです。ほっこり温かく、ちょっと奇妙で、ぞおっと怖い、百物語のはじまり、はじまり。

出版社
商品紹介

三島屋の行儀見習い・おちかのもとには、今日もいろいろな「ふしぎ」が集まってくる。ちょっぴり怖くてとっても可愛い、4つの物語。

おすすめコメント

三島屋の行儀見習い・おちかのもとには、今日もいろいろな「ふしぎ」が集まってくる……ちょっぴり怖くてとっても可愛い、4つの物語。   「読売新聞」朝刊の人気連載(画・南伸坊)の書籍化であり、連載時に非常に反響の大きかった挿画を多数収録。

出版社・メーカーコメント

江戸は神田、袋物屋の三島屋には、不思議を語る部屋がある。ほっこり可愛く、ちょっと奇妙で、きゅんと切なく、ぞおっと怖い、四つの話のはじまり、はじまり。

著者紹介

宮部 みゆき (ミヤベ ミユキ)  
東京都出身。1987年、短編「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。88年『かまいたち』で第一二回歴史文学賞佳作入選。89年『魔術はささやく』で第二回日本推理サスペンス大賞、92年『龍は眠る』で第四五回日本推理作家協会賞長編部門、同年『本所深川ふしぎ草紙』で第一三回吉川英治文学新人賞、93年『火車』で第六回山本周五郎賞、97年『蒲生邸事件』で第一八回日本SF大賞、99年『理由』で第一二〇回直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、02年第五回司馬遼太郎賞、第五二回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門、07年『名もなき毒』で第四一回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)