• 本

みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの? 自分の仕事を考える3日間 2

出版社名 弘文堂
出版年月 2010年12月
ISBNコード 978-4-335-55142-0
4-335-55142-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 254P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • なんのために働くのだろう、この先どうしよう、ともんもんとしていたとき、「死ぬときに、よくやったなぁ、がんばったな、私。そう思って死にたい」この本に登場する女性の言葉を何回も何回も読み返しました。この本のタイトルの問いかけを、すべての人に投げかけたいし、自分自身にも問い続けたい。

    @増田書店×国立本店『国立ブックフェア2014 国立ほんとのサマー』紹介銘柄
    国立本店とは・・・
    国立市にあるコミュニティスペースを本拠地として、ほんとまち編集室が企画・運営。本・街・編集・デザインを意識しながら、さまざまなイベントやワークショップを行っています。 ( http://kunitachihonten.info/index.html )

    (2014年9月1日)

商品内容

要旨

全国から数百名の人々が奈良の図書館に集まって、“自分の仕事”について考え合った、3日間のフォーラムから生まれた本。そして、第1回のフォーラムに参加した後、各地の限界集落をヒッチハイクで訪ねて人々の仕事と暮らしに触れながら日本を一周した、友廣裕一さんという若者の約半年間の旅の話も収録。「みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?」。フォーラムの企画とインタビューは、働き方研究家の西村佳哲。

目次

地域をつなぐ人・友廣裕一さんの旅の報告を聞く―旅を通じて次の仕事をつくる、という気持ちで
出版人/ミシマ社代表・三島邦弘さんを自由が丘の一軒家のオフィスに訪ねる―「こんなもんで」と思ったら、「こんなもん」でもいられないと思います
建築家/Open A代表・馬場正尊さんの出し惜しみのない働きぶりについて―無駄に走ることを厭わない
フェアトレード団体ネパリ・バザーロ代表・土屋春代さんはなんのために国際協力の仕事をしているのか―ともに生きてゆく方法を探して
ソーシャルワーカー/浦河べてるの家理事・向谷地生良さんはなにを大切にして働いてきた?―生きるエネルギーを仕事からもらわない
CAFE MILLETオーナー・隅岡樹里さんを京都・静原の自宅カフェに訪ねる―じぶんの色や形をみつける
編集者/編集集団140B総監督・江弘毅さんが地域情報紙や祭りを通じて考えてきたことは?―人格的な接触が大切だと思うんです
ファシリテーター/マザーアース・エデュケーション代表・松木正さんのお話をフォーラムでみんなと聴いて―誰かとともにちゃんと「いる」ことで、自己肯定感もあがると思う
料理人/くずし割烹枝魯枝魯店主・枝國栄一さんにとって料理の仕事とは―生きることは、死なないようにすることです

著者紹介

西村 佳哲 (ニシムラ ヨシアキ)  
働き方研究家。1964年東京生まれ。武蔵野美術大学卒業後、建築設計分野の仕事を経て、つくる/教える/書く、おもにこの3種類の仕事を手がける。ウェブサイトやミュージアム展示物など、各種デザインプロジェクトの企画・制作を重ねる一方、多摩美術大学をはじめ、いくつかの教育機関でデザインプランニングの講義やワークショップを担当。デザイン事務所「リビングワールド」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)