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なにげにてごわい日本語 このちがい、このまちがいきちんと説明できますか?

出版社名 すばる舎
出版年月 2011年3月
ISBNコード 978-4-7991-0002-8
4-7991-0002-5
税込価格 1,650円
頁数・縦 239P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 他の言語に比べてあいまいな表現を多く持つ日本語。微妙なニュアンスを伝えやすいという利点がある一方で、いろいろな解釈ができるため誤解を受けやすいという難点も。本書では普段なにげに使う言葉の本来の意味を厳密に解釈。例題が親しみやすく、ちょっとした豆知識も満載だ。本の帯には『イチローに会う、とイチローと会う、はどっちがすごい?』とある。答えは本書で! (2011年4月19日)

    (2011年4月19日)

商品内容

要旨

なるほど45連発。助詞の使い分けや敬語表現など、じつはよくわかっていない日本語の仕組みをスッキリ解説。日本語てにをはルール第2弾。

目次

第1章 日本語のしくみを決める「てにをはルール」―文法(どっちがベタベタ?「〜を触る/〜に触る」―「を」と「に」の違い
どっちがすごい?「イチローに会う/イチローと会う」―「に」は片想い、「と」は両想い? ほか)
第2章 「五感で感じる!」豊かで面白い日本語―音と文字(増水お願い、鯛超悪い?―日本語変換のおもしろさ
毎日いろいろ「今日は何の日?」―数の読み方、語呂合わせ ほか)
第3章 言葉の選び方でニュアンスが変わる絶妙な日本語―語彙(受験のお弁当は「トンカツ」?―験を担ぐ言葉
今日の授業は「お開きにします」?―めでたいときには避ける「忌み言葉」 ほか)
第4章 「やっぱり難しい?」でも「使いこなしたい!」敬語表現―敬語(「電車が参ります」なんで電車に敬語を使う?―聞き手に敬意を表す「丁重語」
「ご連絡してください」と「ご連絡ください」―尊敬語と謙譲語 ほか)
第5章 「意外なルール?」自由で懐の深い日本語―表現(「売りません、買うだけです」ってどんなこと?―「省略のセンス」が問われる日本語
「ほら、ここは徐行だよ」いろいろな「省略命令形」―「命令」にもいろいろな形がある ほか)

出版社
商品紹介

意外と知らない日本語のルールを、身近な事例を通じて紹介。「ニホン」ではなく「ニッポンチャチャチャ」と言う理由など。

著者紹介

金井 勇人 (カナイ ハヤト)  
埼玉大学国際交流センター助教。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。日本語文法論
新城 直樹 (アラシロ ナオキ)  
一橋大学非常勤講師他。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。日本語レトリック論
佐藤 有紀 (サトウ ユキ)  
埼玉大学非常勤講師他。埼玉大学大学院文化科学研究科博士後期課程単位取得退学。日本語語彙論
熊田 道子 (クマダ ミチコ)  
早稲田大学非常勤講師他。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。読解教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)