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日本映画のサウンドデザイン 感動場面を演出する音声収録と音響処理のテクニック

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2011年12月
ISBNコード 978-4-416-11112-3
4-416-11112-6
税込価格 1,540円
頁数・縦 207P 21cm

商品内容

要旨

黒澤明監督と今村昌平監督からの信頼を勝ち得た、神の耳を持つ録音技師。映画、そして音の旅。東京新聞と中日新聞の連載58回に大幅加筆。

目次

第1章 大映京都(『羅生門』―屋外でアフレコ
生家―映像と音に触れた青春 ほか)
第2章 日活黄金期(混成部隊―時代劇から現代劇
再び早撮りマキノ―神経研ぐマイクの影 ほか)
第3章 独立プロ(助手から技師へ―途中降板に監督怒る
『人類学入門』―隣家の壁穴からカメラ ほか)
第4章 斜陽の日活(『栄光への5000キロ』―爆走のラリー車で録音
30度バンクで悲鳴 ほか)
第5章 一匹狼(『謀殺・下山事件』―毛布で音の緩衝
『海峡』―「カメラ位置を下げて」 ほか)
第6章 明日へ(『夢』―黒澤監督と緊張の面談
「マイクを下ろせ!」に困惑 ほか)

出版社
商品紹介

著者が実際にかかわった日本映画での同時音声収録、後処理について、現場の臨場感を交えて語るサウンドデザインの実例。

著者紹介

紅谷 愃一 (ベニタニ ケンイチ)  
1931年京都市生まれ。大映京都撮影所、日活撮影所を経て、1980年からフリーとなる。主に今村昌平監督作品を手掛け、『黒部の太陽』『楢山節考』『南極物語』などで数々の録音賞を受賞。日本の録音技師の職能団体「日本映画・テレビ録音協会」の代表理事をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)