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オタクの行動経済学者、スポーツの裏側を読み解く 今日も地元チームが勝つホントの理由

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-478-01544-5
4-478-01544-9
税込価格 2,200円
頁数・縦 423P 19cm

商品内容

要旨

なぜ、勝てる試合を捨てようとするのか?なぜ、審判は地元に有利な笛を吹くのか?なぜ、タイガー・ウッズもパットを外すのか?カウントで微妙に動くストライクゾーン、過大評価されるドラフト1位、真っ赤なウソをつく統計データ、はたしてファンは敵か、味方か?勝敗のホントの鍵を握っているのは誰だ?…スポーツは、行動経済学のネタの宝庫だ。

目次

ホイッスルを飲み込む―ファンもリーグも、審判のミスジャッジを願っているのはなぜか?
ここは勝負だ!―ヘッドコーチたちが、自分のチームの勝つ可能性を下げるような判断を下すのはなぜか?
スーパーボウルの予測は、やるだけ無駄―ピッツバーグ・スティーラーズがあんなに成功しているのはなぜか?ピッツバーグ・パイレーツがああもダメなのはなぜか?
タイガー・ウッズも(みんなが思っているのとは違うところで)人の子―タイガー・ウッズもぼくらとまったく同じであり、ゴルフのプレーに関してさえたいして違わない
オフェンスを制する者も勝負を制す―オフェンスよりもディフェンスのほうが大事って本当なんだろうか?
数じゃない、価値で評価しろ―ドワイト・ハワードの232回のブロックショットは、ティム・ダンカンの149回のブロックショットよりも価値が低いのはなぜか?
抜け目のないGMは2割9分9厘のバッターを選ぶ―2割9分9厘のバッターが3割バッターよりもずっと希少なのは(それに、ひょっとすると価値が高いのは)なぜか?
ミスター・ルーニーありがとう―NFLの黒人ヘッドコーチの成績がいまだかつてない悪さなのはなぜか?そしてそれがいいことなのかはなぜか?
楽しい我が家―「地元が有利なのはなぜか」の昔からある説明はどこまでつじつまがあっているんだろう
それじゃ、我が家が楽しいのは本当はどうしてなんだろう?―ヒント。ファンが騒ぐというのが重要な点だが、みんなが思っているのとは違う形で重要なのだ〔ほか〕

著者紹介

モスコウィッツ,トビアス・J. (モスコウィッツ,トビアスJ.)   Moskowitz,Tobias J.
シカゴ大学ビジネス・スクールの教授。専門はデータを使った実証系の行動ファイナンス。2007年に40歳以下の最も優れたファイナンスの研究者に贈られる「フィッシャー・ブラック賞」を受賞
ワーサイム,L.ジョン (ワーサイム,L.ジョン)   Wertheim,L.Jon
スポーツ・イラストレイテッド誌ライター
望月 衛 (モチズキ マモル)  
大和投資信託(株)審査部。京都大学経済学部卒業、コロンビア大学ビジネススクール修了。CFA、CIIA。投資信託等のリスク管理や金融商品の評価・分析に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)