図説メイドと執事の文化誌 英国家事使用人たちの日常
出版社名 | 原書房 |
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出版年月 | 2012年10月 |
ISBNコード |
978-4-562-04855-7
(4-562-04855-7) |
税込価格 | 4,180円 |
頁数・縦 | 317P 22cm |
商品内容
要旨 |
19世紀から20世紀初めにかけて、英国の大きな屋敷で働いた人々はどのような毎日を送っていたのだろう。本書は家令からフットマン、コックからハウスキーパー、ナースメイドまで、無名の人々の日常生活を、残された手紙や日記、帳簿、料理帳、ワインセラー帳、薬の調合ノート、あるいは「使用人規則」など膨大な資料から明らかにしてゆく。職務によってさまざまな役割を果たした家事使用人の専門技術、権限、季節の行事、服装、食事、採用、給料まで、邸宅内部のカラー写真とともに解説。「階下」の知られざる生活を今に示す。 |
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目次 |
第1章 使用人としての生活 |
おすすめコメント
18世紀から19世紀の英国では、全労働人口の約15%が家事使用人として働いていたという。本書はヴィクトリア/エドワード朝時代の英国カントリーハウスで働くメイドや執事を中心に、無名の人々の暮らしぶりを、残された手紙や日記、帳簿、料理帳、ワインセラー帳、薬の調合ノート、あるいは「使用人規則」など膨大な資料から読み解き、「階下」の知られざる生活を今に示す。ディケンズやクリスティ、ドイルの小説に描かれた背景世界に興味のある読者も、マナーハウスやカントリーハウスのインテリアに関心のある読者も楽しめる一冊。