• 本

さらば愛しきサスペンス映画

出版社名 七つ森書館
出版年月 2012年10月
ISBNコード 978-4-8228-1258-4
4-8228-1258-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 301P 20cm

商品内容

要旨

心に残る名作の数々…ギャング映画からミステリーまでスリリングなサスペンス映画の世界。

目次

はじめに あらゆる小説や映画はサスペンスである(逢坂剛)
第1章 まず、フィルムノワールを語ってみる(結末を明かしてはいけない
過去に遡る日本公開の順序
オキュパイド・ジャパンにフィルムノワールは御法度 ほか)
第2章 サスペンスの本場の知られざる傑作!(逢坂氏のプログラム・コレクションを見ながら
フランス映画はなぜDVDにならないのか
ジャン・ギャバンには食事が似合う ほか)
第3章 サスペンス映画の男たち女たち(フィルムノワールは同時代を描く
西部劇と南北戦争―フィルムノワールと第二次世界大戦
ノワール・スターはハンサムとは縁がない ほか)
おわりに 『第三の男』から始まる「暗い映画」(川本三郎)

おすすめコメント

こよなくサスペンス映画を愛する二人が、その魅力を徹底的に語り尽くします。巻末には未公開作品を含むサスペンス映画を網羅した作品リストも収録。装幀は映画監督でもあるイラストレーターの和田誠。また、逢坂&川本コンビ秘蔵の、マニア垂涎のプログラムもカラーでたっぷりお目せします!

著者紹介

逢坂 剛 (オウサカ ゴウ)  
1943年東京生まれ。中央大学法学部卒業。作家。広告代理店勤務のかたわら執筆活動をはじめ、1987年に『カディスの赤い星』(講談社文庫)で直木賞、日本冒険小説大賞、日本推理作家協会賞を受賞する
川本 三郎 (カワモト サブロウ)  
1944年東京生まれ。東京大学法学部卒業。評論家。1991年に『大正幻影』(岩波現代文庫)でサントリー学芸賞、1997年に『荷風と東京』(岩波現代文庫)で読売文学賞、2003年に『林芙美子の昭和』(新書館)で毎日出版文化賞と桑原武夫学芸賞、2012年『白秋望景』(新書館)で伊藤整文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)